日本中古車輸出業協同組合がまとめた12月の中古車輸出台数は、前年比2万4099台増の10万470台となった。
仕向け国別では前月に続きロシアが14ヶ月連続で首位となった。首位のロシアは、前年比64.2%増の1万3160台。前月に続き2位となったミャンマーは、前年比37.6%増の1万267台となった。3位はアラブ首長国連邦で輸出台数は前年比36.5%増となり、2ヶ月連続で3位となった。
全体の前年比では、31.6%と大幅増。上位20カ国で伸び率が高かったのは、フィリピン(2.3倍/982台→2298台)、アフガニスタン(2.3倍/673台→1543 台)、ケニア(2.2倍/1556→3476台)、スリナム(2.1倍/764台→1639台)でアジア、アフリカ勢の躍進が目立つ。また、ロシア、スリランカでも前年比50%以上の伸びがあった。その一方で、南アフリカ共和国、ニュージーランド、マレーシア等では、全体が伸びる中で減少した。前月比較では、全体で2.8%の減少となった。