日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA・東京都品川区)がまとめた9月の中古車輸出台数は、三ヶ月連続で前年同月実績を下回る6・1%減の6万4924台となった。
仕向け国別ではロシアが前年同月比0・9%減の9144台で四ヶ月連続の1位、2位はニュージーランド(同23 ・4%増)、3位はアラブ首長国連邦(同2・5%減)となった。
前年同月比較では、全体で6・1%減となる中、約8・5倍の伸びとなったパキスタン、2倍から3倍近い伸びとなったキルギス、ザンビア、ボツワナ、モザンビークといった国が大きく伸びた一方、チリ、フィリピン、バングラデシュ、ペルー、タイ(2245台→677台/69・8%減)、といった国が減少した。
前月との比較では、全体では5・3%増となる中でバングラデシュが約16倍、ペルーが5・3倍、ウガンダが約2・1倍となった。また、パキスタン(24・1%減)、タイ(826台→677台/18%減)、アフガニスタン(661台→542台/同)等が減少した。
ちなみに、昨今話題になっているミャンマーは、前年同月比70・1%減の301台、8月(303台)とほぼ同等の実績となった。