日本中古車輸出業協同組合がまとめた10月の中古車輸出台数は、前年比1万3490台増の11万1439台となった。
仕向け国別では前月に続きロシアが12ヶ月連続で首位となった。首位のロシアは、前年比3・7%増の1万4563台。前月に続き2位となったミャンマーは、前年比32・6%減の1万2572 台となった。3位はニュージーランドで輸出台数は前年比64・2%増となり、4ヶ月ぶりの3位となった。
全体の前年比では、13・8%増。上位20カ国で伸び率が高かったのは、スリランカ(4・3倍/419台→ 1785 台)、グルジア(2・6倍/1042台→2703台)、キルギス(2・5倍/1949→5021台)、トリニダード・トバコ( 1・9 倍/949台→1829台)でアジア勢の躍進が目立つ。また、アフリカでは、モザンビーク、タンザニアで前年比50%以上の伸びがあった。その一方で、パキスタン、ミャンマー、ザンビア等では、全体が伸びる中で大きく減少となった。
前月(9月)比較では、全体で13・1%伸張した。