日本中古車輸出業協同組合がまとめた12月の中古車輸出台数は、前年同月比1772台減の10万7241台となった。仕向け国別では、アラブ首長国連邦が19か月連続で首位となった。同国は、前年比16.8%増の1万5731台。2位のロシアは、前年比33.1%増の1万1492台となった。3位はニュージーランドで、輸出台数は前年比で26.5%の減少となった。
全体の前年比では、1.6の減少。上位20カ国で伸び率が高かったのは、コンゴ(2.5倍/587→1454台)、スリランカ(1.5倍/1701台→2548台)、モザンビーク(1.3倍/1425台→1885台)で、アジア、アフリカ勢などで輸出台数を伸ばした。その一方で、パキスタン、モンゴル、チリなどが大きく減少した。2019年通年(1月~12月)では129万5852台で、前年比2.3%減少した。