日本中古車輸出業協同組合がまとめた11月の中古車輸出台数は、前年比1万9840台増の10万3357台となった。
仕向け国別では前月に続きロシアが13ヶ月連続で首位となった。首位のロシアは、前年比15.3% 増の1万3362台。前月に続き2位となったミャンマーは、前年比23.8%増の1万1635台となった。3位はアラブ首長国連邦で輸出台数は前年比44.8%増となり、3ヶ月ぶりの3位となった。
全体の前年比では、23.8%と大幅増。上位20カ国で伸び率が高かったのは、バングラデシュ(4倍/521台→2099台)、グルジア( 2.6倍/894台→2365台)、キルギス(1.7倍/1701→2835台)、モザンビーク(1.7倍/955台→1597台)でアジア勢の躍進が目立つ。また、ケニア、ニュージーランドでも前年比50%以上の伸びがあった。その一方で、南アフリカ共和国、パキスタン、フィリピン等では、全体が伸びる中で減少した。
前月(10月)比較では、全体で7.3%の減少となった。