日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA・東京都品川区)がまとめた2月の中古車輸出台数は、前月(1月)比2万7,756台増の8万3,970台となった。
仕向け国別では前月に続きロシアが4ヶ月連続首位となった。首位のロシアは、前年同月比26.6%増の1万2,869台。前月に続き2位となったミャンマーは、前年同月比16.7%増の1万1,435台となった。3位はアラブ首長国連邦。輸出台数は前年同月比14.3%減となる7,116台となったが、上位4ヶ国は前月と同様で堅調。
全体の前年同月比較では、3.9%増。上位国で伸び率が高かったのは、グルジア(62.8%増/570台→928台)、フィリピン(53.4%増/1,343台2,060台)、南アフリカ共和国(49.1%増/4,055台→6,046台)、続いてモザンビーク、チリ、ニュージーランドで前年比40%以上の伸びであった。その一方で、パキスタン、スリランカ、ウガンダ等では、全体が伸びる中、減少が見られた。
前月(1月)比較では、全体で49.4%増と大きな伸びを見せ、ロシア、ミャンマー、マレーシア、パキスタンが輸出台数を伸ばした一方で、タンザニア、ザンビアが前月比を下回った。