日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA・東京都品川区)がまとめた8月の中古車輸出台数は、二ヶ月連続で前年同月実績を下回り、5 % 減の6万1630台となった。
仕向け国別ではロシアが前年同月比7・5%減の9727台で三ヶ月連続の1位、2位はニュージーランド(同23・1%増)、3位はアラブ首長国連邦(同1・4%増)となった。
前年同月比較では、全体で0・5%減となる中、10倍以上の伸びとなったパキスタン、3倍前後となったキルギス、ボツワナ、ザンビアといった国が大きく伸びた一方、アジア圏のスリランカ、フィリピン、香港、タイ、アフリカ圏のケニア、ウガンダ、タンザニアといった国が大きく減少した。
前月との比較では、全体では9・3%減となる中でモザンビーク、スリナム、ジャマイカが1・3倍を超え、モーリシャス、バハマが1・8倍前後の伸びを示した。ウガンダ(46・1 % 減)、スリランカ(33・0 %減)、ケニア、フィリピン(27・3%減)は大きく減少した。
その他、目立った国はジャマイカ( 北アメリカ・687台/前年同月比1・7倍/前月比1・5倍)など。