日本中古車輸出業協同組合がまとめた8月の中古車輸出台数は、前年同月比19.9%増の11万3541台だった。仕向け国別では、アラブ首長国連邦が6カ月ぶりに首位となった。同国は、31.3%増の1万2424台。2位のロシアは、同50.4%減の1万786台で続いた。3位はニュージーランドで、輸出台数は同68.6%増だった。
上位20カ国で伸び率が高かった国は、チリ(4.4倍/1022台→4501台)、英国(2.7倍/815台→2221台)で、南アメリカ、ヨーロッパ勢などで輸出台数を伸ばした。前月比較では20.6%減だった。
◆ニュージーランド市場
10月5日にトヨタファイナンス社(NZ法人)がNZの大手レンタカー会社の1つであるEzi Car Rental社(NZ国内18の空港や市内6つの拠点で展開)を買収した。
◆東アフリカ諸国の市場
全体的に取引が鈍化している。ケニア:輸入関税率の変更があった点と、年末年始に差し掛かってきているため、取引が鈍化してきている。
・タンザニア:USドルの送金制限の課題が続いており、購買意欲はあるが、取引は鈍化。
・ザンビア:ザンビア現地通貨の対USドルの為替レートが悪いため、取引が鈍化。
◆マレーシア市場
輸入許可証(AP)の価格が値上がる点と、マレーシアの国土交通省が輸入税の増税を予定しているため、
今後オークション価格は下落の可能性がある。