日本中古車輸出業協同組合がまとめた4月の中古車輸出台数は、前月(3月)比8686台増の11万3678台となった。
仕向け国別では前月に続きロシアが6ヶ月連続首位となった。首位のロシアは、前年同月比17.1%増の1万7000台。前月に続き2位となったミャンマーは、前年同月比26.6%増の1万2727台となった。3位はアラブ首長国連邦。輸出台数は前年同月比19.0%増となる1万1579台となった。上位3カ国は前月と同様で堅調。
全体の前年同月比較では、14.3%増。上位国で伸び率が高かったのは、キルギス(415.0%増/679台→2818台)、スリランカ(254.5%増/681台→1733台)、グルジア(233.9%増/584→1366台)、モザンビーク(84.3%増/835台→1539台)、続いて南ア共和国、モンゴルで前年比70%以上の伸びがあった。その一方で、ウガンダ、パキスタン、スリナム等では、全体が伸びる中、減少が見られた。
前月(3月)比較でも、全体で8.3%増と伸張。キルギス、アフガニスタンが輸出台数を大きく伸ばした一方で、ミャンマー、グルジア等で前月比を下回った。