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2月から業界初「内外装360度画像」を提供開始

  • 内装360度画像 内装360度画像
  • 外装360度画像のルーペ機能 外装360度画像のルーペ機能
  • ベイネットの「車両詳細」画面 ベイネットの「車両詳細」画面
  • 会場入り口には高性能サーマルカメラを設置 会場入り口には高性能サーマルカメラを設置
  • 検温実施の会員には「ベイオークシール」を胸元に 検温実施の会員には「ベイオークシール」を胸元に

コロナ禍で自社ネットを通じた下見検索環境整備

 ベイオーク(大阪市住之江区、塩原淳平社長)は2月3日から、業界初の内外装360度画像の提供をスタートする。自社ネット「ベイネット」から閲覧できる新サービスで、内装、外装のいずれかについて、360度画像を提供するサービスはオートオークション(AA)業界に導入例はあるが、内装と外装の両方を提供するのは同社が初めての試みだ。年始から新型コロナウイルス感染拡大が進行し緊急事態宣言も発令される中、自社ネットを使った下見検索などで、現車下見さながらの環境を提供することで「コロナ禍でAA会場への来場を勧められないが、自社ネットを通じて、出品車の状態をできる限りバイヤーに伝えたい」(同社広報)という思いで、同サービスの導入を決めた。

 同サービスのスタートは2月3日(同日AAへの新規出品車から撮影実施)。サービス対象のブロックは「プレミアム」と「新鮮組30」、「新鮮組60」、「一般」、「ワールドカー」、「パワフル軽四」で総出品の半数程度を想定する。ここから約1カ月間のトライアルを実施したのち、3月17日開催からは「軽四リフレッシュ」も追加し、総出品の70%規模を想定する。2段階のトライアルを実施したのち、4月7日開催からは全ブロック対象とする。トライアル期間中に撮影精度の醸成や効率的運用を図る考えだ。

 ベイネット画面上では、車両詳細ページに「360度画像」ボタンを新設、同ボタンを押すと、次画面では「360度内装画像」「360度外装画像」の2つのボタンが現れ、そこからそれぞれの360度画像を閲覧できる流れだ。外装画像は車両の周囲をぐるりと見ることができ、ルーペ機能により拡大した画像を確かめられる。線キズや小さなへこみなどを拡大して確かめられる内装画像では上下左右にスクロールすることができ、インパネ周りやシートはもちろん、天井内張りなども確認できる。こちらも指2本で操作して拡大表示が可能。ナビの機種やシートの材質やヘタリ具合のほか、ハンドルのスレなどもしっかりと確認できる。3月17日以降は、ベイネットのスマホ版にも対応する予定。

 同社はこうした会員サービス強化をスピーディーに具体化する一方で、緊急事態宣言発令を受けたコロナ感染防止対策の一環として、ベイネットの無料提供を実施する。昨年4月の緊急事態宣言発令時に続き2回目の実施。1月20日から受付を開始し、27日開催のAAから利用可能とするという。無料提供を機に、ベイネットをお試し利用でき、2月3日開催からは内外装360度画像の新サービスも利用できるようになる。

 また、一方では来場会員の安全確保のため、会場入り口のサーマルカメラを高性能モデルに入れ替えた。音声ガイダンス付きで体温を自動測定してくれる優れもの。開催日は検温を実施して「異常なし」の会員にはベイオークシールを胸元に貼ってもらう。現車下見などで、会場を出入りする会員の手間を軽減するのが狙い。

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