■ブロック一丸となって問題、課題解決に取り組む
　改選に当たり、中部ブロックでは、４商組で会長・理事長が交代、フレッシュな顔ぶれとなった。私自身もＪＵ中部では、新たに会長に就任、身が引き締まる思いと使命感に燃えている。現在、大手販売店の寡占や不祥事によるユーザーからの信頼失墜など様々な問題、課題に直面している。全員で知恵を絞り、汗をかいて、あるべき理想の形に一歩でも近づいていきたいと考える。

■小売と流通の連携が生き残りのカギ
　携わる事業は各種あるが、会員の経営に直結する「小売り」と「流通」は特に注力をしていかなければならない。ユーザーを増やす「小売り」と仕入れ・換金の「流通」の両輪をバランス良く回すことが「売れる販売店づくり」の根幹となる。中部ブロックは流通台数が多く、全ての商組でオークション会場（ＡＡ会場）を運営、流通事業を展開している。規模は違うものの、全商組がＡＡ会場を運営する同じ環境だからこそ、問題、課題の共有化と方向性の統一が図りやすい。また、流通事業だけでは会員の経営は成り立たない。もう一つの車輪である「小売り」を活性化させるためにも、会員に「エネルギー」を与える支援を行っていきたい。聴覚、嗅覚、視覚の中で、聴覚と視覚はデジタルで対処できるが、嗅覚だけは対処できない。我々は、嗅覚を磨いて、いい車を見極める力、そして販売できる力、消費者に信頼される力を持つことが必要である。