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11月鉄スクラップ市況情報

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は12月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。供給量の伸び悩みで10月に比較的穏やかな展開を見せた鉄スクラップ相場は、11月に入り値下がり基調となった。海外からの需要後退を背景に輸出交渉が減少し、新規成約が難航している。日本国内のH2価格は月初から3500円ほど値を下げ、11月末のH2炉前価格は関東が4万6000~4万7000円、関西が4万5500~4万8000円ほどに下落しているが、なおも「国内高・海外安」の展開が続いている。

 ロシアのウクライナ侵攻から始まったエネルギーをはじめとする世界の物価高から世界経済が減速し、鉄鋼需要も落ち込んだ。そうした海外の動きを受け日本の鉄スクラップも下げ始めたものの、日本の普通鋼電炉生産量は底堅く、小棒価格をはじめ鋼材価格は下げを見せていない。11月が終わり、一旦鉄スクラップの下げが落ち着くことになれば、その後は海外相場の動向を注視する展開となるであろう。

 一方、カーボンニュートラルで注目される日本の高炉の購入量及び中国の輸入量は大方の予想に反し今年も伸びておらず、将来どのタイミングで増えるのかが注目されている。

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