ＫＣＡＡ京都（京都市伏見区、大峰高社長）は１０月２３日、「ＫＣＡＡ京都創立１６周年大記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は８２６台に上り、このうち５０７台を成約する活気溢れるセリを展開し、６１．３％の高成約率を記録した。

　セリ開始前のセレモニーで中島正典会場長は「おかげ様で創立１６周年大記念ＡＡにふさわしい８２６台ものご出品をいただきました。２００３年７月に法人を設立し、同年１０月にオープンしましたが、皆様のご支援のおかげで１６周年を迎えることが出来ました。平成２５年にはＪＵ京都との業務提携も実現することができ、ネット分野でも多くの接続を行い、ＡＡ活性化に努めてまいりました。引き続きのご支援、宜しくお願いします」と謝辞を述べた。

　セレモニーにはＪＵ京都の東將之理事長のほか、ＪＵ静岡の小野田泰祐理事長やＪＵ三重の奥村悦二理事長らが登壇した。来賓を代表して挨拶に立った小野田氏は「絶え間ない企業努力など、ＫＣＡＡ京都のオークション運営は大変勉強になっています。１６周年を迎え、さらに２０周年、３０周年をお迎えいただくよう、年輪を重ねていってください。『記録』とともに『記憶』に残るオークションとして、歴史を積み重ねてください」と祝辞を述べた。

　今回の大記念ＡＡに際しては、出品車の集中を避けるため、前週１６日に「前週祭」を実施、５５２台を集荷した。タマ不足の中、１カ月前からの営業活動などが奏功、高水準のＡＡ実績を積み重ねている。
　中島会場長は「地道な会員拡大が一番の要因、来場会員の顔ぶれにも変化が見られるが、最近は若い方も増え、従来からの会員とともに、活発なＡＡを支えていただいている。外部からの落札も４７～４８％程度。会場と外部のバランスも良い」と、大きな手応えをつかむ。