ＫＣＡＡ京都（京都市伏見区、大峰高社長）は１０月１８日、「創立２０周年大記念ＡＡ」を開催した。今年度最多出品台数７０１台を集荷、成約台数４６６台、成約率６６．５％も今年度最高実績を記録する活況だった。出品台数７００台超えは１月１１日開催「新春初荷ＡＡ」以来で、地元のＪＵ京都（東將之理事長）会員による協力などで、盛大なＡＡ開催だった。

　セリ開始前のセレモニーではＫＣＡＡグループの大峰功一統括部長があいさつに立ち「平成１５年１０月のオープンから、この度２０周年を迎えさせていただきました。本日は会員の皆様の多大なるご協力のおかげで７０１台ものご出品をいただきました。この20年で自動車業界は目まぐるしく変化しておりますが、今後も時代の変化に対応し会員の皆様に役立つＡＡを展開してまいります」と感謝の言葉を述べた。

　来賓を代表してあいさつに立ったＪＵ京都の東理事長は「２０周年を迎えられましたが、大峰社長をはじめ社員の皆様の努力の結果だと思います。今後もわれわれＪＵ京都としても、ＫＣＡＡ京都と協力しながら、地元京都の業界発展に尽力してまいります」と祝辞を述べた。ＪＵコーポレーションの鈴木幸昭副会長も来賓として登壇した。
　当日はＪＵ京都会員から約１８０台の出品車が集まった。大峰統括部長は「地元京都エリアの皆様の多大なる協力で目標を上回る出品台数を集めることができた。自動車業界は大きく変化しているが、会員の皆様が安心して取引できる環境をぶれることなく、徹底していきたい。時代を先読みすることは難しいが、きめ細かい対応で会員の皆様のご商売をサポートしていきたい」と話した。

　同会場では来場会員に対して「お客様アンケート」を継続実施している。「営業活動における指針とさせていただき、皆様のお役に立てるＡＡを展開していきたい」（大峰統括部長）とする。第１回のアンケートでは、ＡＡ利用頻度をヒアリングしたが「毎週」が３６％、「月２回」が４６％を占めるなど、地域密着のＡＡ運営の成果もあり、月２回以上の頻度で来場する会員が全体の８２％にも上るなど、地元京都を中心に、同会場の活用率が高いことが表れた格好だ。
　同会場の利用理由についても「近隣だから」が７６％に上った。また、「スタッフとの距離が近い」が４６％に上り、地元密着のＡＡ運営で会場スタッフと会員との絆の強さも分かる。そして、「他会場と応札が変わらない」が２６％に上り、地域密着のローカル会場ながら、自社ネット「四輪牧場」などからの強い応札が入り、活発な「売り」「買い」が地元会員の満足度を高めていることがうかがえる。