ＪＵ奈良（奈良県大和郡山市、服部教昭理事長）は６月２２日、「近連協ジャンボオートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は今年度２番目に多い６０４台に上り、このうち４０９台を成約、６７．７％の高成約率を記録する活況となった。今期最多出品は４月２０日開催「ディーラーＡＡ」の６６２台。

　セリ開始前のセレモニーでは、ＪＵ近畿の財藤和喜男会長（ＪＵ大阪会長・理事長）が挨拶に立ち「不安定な世界情勢など、われわれを取り巻く環境は、先行き不透明な状況だが、中古車業界においては追い風になるかもしれない。７月には『ＪＵクレジットサマーキャンペーン』を展開しますが、皆様のご協力を宜しくお願いします。良質車仕入れのため、最後まで活発なコールをお願いします」と話した。

　服部理事長は「皆様のおかげで６００台オーバーの出品車を集めることが出来ました。ＪＵ奈良は今後も皆様の利益につながるＡＡを目指し、情報発信基地としても活発な交流の場を提供していきます」と挨拶を述べた。

　セリスタート後の記者会見で財藤会長は「今後も近畿唯一の現車ＡＡとしてＪＵ奈良をしっかりと盛り上げながら『ＪＵテントリ』や今後展開する『ＪＵ近畿チャンス』などの展開を図っていきたい」と、ＪＵ系現車ＡＡの重要性とともに、ネット化に対応した各種施策の展開の重要性を説いた。

　当日は出品賞を設けたほか、「モーニング抽選会」や「お残り抽選会」などを通じて来場会員への感謝の気持ちを形にした。

　こうした中、ＪＵ奈良では「青年部増強キャンペーン」を展開中。青年部入会特典として「オークションポス入会金無料」と「協会費初年度無料」、「出品お試し件５枚プレゼント」などを用意している。若手メンバーを増強することで、組織の更なる強化につなげる考え。