グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

東北被災地復興支援事業『記念植樹祭』に参加 ベイオーク会員の想いを乗せて福島県南相馬市まで往復1600kmを踏破

  • 植樹を終えて植樹スタッフ全員で記念写真 植樹を終えて植樹スタッフ全員で記念写真
  • 一心腐乱に植樹する塩原社長とスタッフ(福島に来てこの場に参加できない会員訪問組2名の木札も設置された) 一心腐乱に植樹する塩原社長とスタッフ(福島に来てこの場に参加できない会員訪問組2名の木札も設置され…
  • AKB48メンバー(北原里英さん、梅田彩佳さん、高城亜樹さん)やクマモンが登場して植樹方法を説明 AKB48メンバー(北原里英さん、梅田彩佳さん、高城亜樹さん)やクマモンが登場して植樹方法を説明
  • 「植樹は復興から立ち上がっていく日本のシンボル的事業」と謝辞を述べる細川元首相 「植樹は復興から立ち上がっていく日本のシンボル的事業」と謝辞を述べる細川元首相
  • 植樹イベント用に制作したブルゾン(ショッキングピンクの集団はスペシャルゲストよりも目立っていた) 植樹イベント用に制作したブルゾン(ショッキングピンクの集団はスペシャルゲストよりも目立っていた)
 ベイオーク(大阪市住之江区)は10月6日(日)の「鎮魂の森 南相馬市復興市民植樹祭」に塩原淳平社長をはじめ社員10名で参加した。

 今回の移動行程は5日(土)午前9時にベイオークを出発。
片道約800kmの距離を2台のワゴン車で自走。
途中不運にも遭遇した事故渋滞3か所を乗り越え、約12時間かけて午後9時に福島に到着。
24時間営業の健康ランドに宿泊して、翌6日(日)午前10時30分開催の植樹祭へ参加。
午後1時の植樹祭終了後には、被災地エリアを視察。
午後4時に福島を出発して翌7日(月)の深夜2時に大阪に戻るという大強行軍であった。

 同社は今年8月と9月に企画した「東北支援募金」で集めた浄財40万円(募金7万円・東北地方名産品や全国地酒の売上金33万円)とベイオークからの10万円を合わせた計50万円をNPO法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト(以下同プロジェクト)」へすでに寄付している。
この寄付金を同プロジェクトが実際にどう運営しているのかスタッフが自ら現地に赴いて植樹を行い、会員に報告することが目的。

また、植樹祭参加組と同時に別組のスタッフ2名が東北エリアの中古車販売店を訪問。
同会場会員が被災地復興を願って募金に協力した事と南相馬市の植樹祭にベイオークスタッフが来ている事を伝え、今後の取引や社員との関係づくりも行った。

 当日の植樹祭イベントは大震災で亡くなった方への黙祷からイベントがスタート。
桜井勝延南相馬市長の挨拶が述べられ、来賓には同プロジェクトの理事長でもある細川護熙(ほそかわもりひろ)元首相、福島県知事、林野庁長官、衆参国会・県議会議員など多数が参加。
さらに分かりやすく植樹方法を説明するためのスペシャルゲストに、熊本県のマスコットキャラクター「クマモン」と同プロジェクトに賛同する音楽プロデューサー秋本康氏の協力により「AKB48」メンバー3名も参加。
小雨の降るなかで目標2000人を大幅に上回る約3000人が2万本の苗木を植樹した。

 同プロジェクトは根が浅い松の木が津波で流木となって被害を広げたことを鑑み、根が地中深くに伸びて流されず津波の引き波から建造物等が海へ流出することを防いだシラカシ・タブノキ・コナラなど16種類の地元の植生に適した樹種を被災地の300kmにわたる海岸線に植樹する復興プロジェクト。
植樹する場所は再生土砂に膨大な瓦礫を混ぜた高さ2mの盛土の上にさらに2mのマウンドを築いた高さ4mの「命を守る防潮堤」。
 同プロジェクトはこの植樹を復興のシンボル的事業にすると共に国の公共事業にまで発展させることも目指している。
 
 植樹は「その土地に生息する複数種の木を混植・密植すると木の成長過程に自然淘汰や共存共栄が起こり、人間の管理を必要としない森が形成される」宮脇昭方式で行われた。
実際の作業は1㎡あたり3~4個の穴をランダムに掘り、水に浸した苗を植え、盛土流出や乾燥及び雑草防止のため、藁(わら)を上からかぶせる。
その際に植樹した人の名前とメッセージを記載した木札を苗木に引っかける。参加した同社スタッフは一心腐乱に作業を行い、周囲でも一番先に植樹作業を終え、隣接エリアの植樹も手伝った。
植樹を指導した現地の方によると苗木の約3分の1が立派に育ってくれるとのこと。

 その後は現地の海岸線や震災後に建てられた公共住宅などを見学して帰路についた。
塩原社長は「今回は非常に有意義な時間を過ごすことができた。数年後にあらためて、植樹の結果を報告します」と語り、参加したスタッフも「福島は遠かった。しかし、何もかもが初めての経験で貴重な時間を過ごせた。いつか自分達が植樹した結果を確認したい」と感想を語った。

同プロジェクトホームページ
http://greatforestwall.com/


【取材後記】
今回私は愛知県から同行して400km、4時間弱の運転を担当させていただきました。
塩原社長とスタッフの力強い感想を聞きながら「次回は飛行機で行きましょう」という言葉を飲み込んだ。
もっとも印象に残ったのは最後までスタッフから笑顔が消えなかったこと。
そしてイベント翌日にお心遣いのメールをいただいたベイオークスタッフの方々に心より感謝申し上げます。
(永田雄一)

関連記事

企業・団体

店舗情報

ひと

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金