ＪＵ神奈川（小田原市成田、鎌田政男理事長）は11月30日、「ディーラー＆買取店協賛＆レディースプロデュースＡＡ」を開催した。

　ＪＵ神奈川女性スタッフ全員がオークションをプロデュースする初の取り組みとなった同会は、出品目標の６７０台を大きく上回る出品１００４台を集め、成約６６４台、成約率66.１％、平均成約単価35万３０００円の好結果を収める盛会となった。

　ＪＵ神奈川は、小田原市が女性の活躍推進に対し積極的に取り組んでいる企業を認定する「小田原Ｌエール（小田原市女性活躍推進優良企業認定制度）」に認定され、女性の活躍が評価されている。

　今開催でも女性スタッフは営業部問に限らず部署の分け隔てなく集客、出品車集荷に取り組み、レディース企画も一丸となって考えるなど、女性が活躍した。

　当日はレディースプロデュースにちなみ、女性スタッフが“レディース特攻服”衣装をまとい、イベントを演出。来場者も記念撮影を求めるなど会場を盛り上げた。過去には女性スタッフが割烹着で来場会員を出迎えたこともあり、女性スタッフもどうすれば来場してもらえるか、目を向けてもらえるかを考え、工夫を凝らしている。

　セリ前のセレモニーであいさつに立った鳩貝さんは「本日は女性職員が一丸となって作りあげたオークション。皆様のご協力のおかげで１０００台を超える開催を迎えることができた」と謝辞を述べた。

　實方秀人流通委員長は「女性スタッフの人数も増え、お互いに刺激し合い一緒に取り組もうと今回のレディースプロデュース開催に繋がった」と背景を話す。
　森幸博流通本部長も「事務局全員で取り組む姿勢で臨んでくれた。全員が携わることで一体感も出る」と話した。

　實方流通委員長は今回の開催について「女性はコミュニケーションの取り方が上手い。会員に声掛けし、集荷もしっかり成果を挙げ、皆の能力は高い。企画も女性全員で考えた。今後も女性の活躍の場として、取り組みとしてアレンジしながら定着化させていきたい。女性プロデュースであったが男性スタッフもしっかりフォローした。その意味でも全員で作り上げたオークションと言える。今回は１０００台を集め大成功となった。周年記念、青年部に次ぐ新しいイベントオークションにしていきたい」と話した。

　鳩貝さんは「商売はまじめに、一方で来場して楽しんでもらえる場にしていきたい」と話した。