カーネクスト北海道
「スピード最優先」で仕入れ即日ネット掲載を徹底 ~JUテントリ活用で業販が小売を上回る安定経営~
中古車販売の「アップル」フランチャイズに加盟し、札幌市内3店舗(篠路、藻岩、白石)に加え、釧路市、栃木県小山市、千葉県香取市を含む計6店舗を展開するカーネクスト北海道(札幌市北区、土屋智揮社長)。平成18年12月の設立当初はディーラー営業とのつながりを生かした下取り車の買取が主体で、色や距離の関係でオークションでは値が付きにくい車両を店頭に並べたのが中古車販売参入のきっかけだった。本格参入は平成19年半ばからで、以降約10年は自社ブランド「カーネクスト北海道」で営業してきたが、「もっとお客様に喜んでいただける会社にしたい」という思いを強めてフランチャイズ加盟を決意し、令和元年に本社を兼ねる1号店・札幌篠路店をアップル店としてオープンした。以来、本部の指導を積極的に取り入れながら店舗網を広げ、全店の在庫台数は約300台に上る。仕入れの9割程度をオークションが占め、うちUSSが8割前後を占める。この豊富な在庫を全国に流通させる仕組みの一つが「JUテントリ」の活用だ。
■他社FCも比較検討、決め手は「顧客満足ナンバーワン」
フランチャイズ加盟にあたっては、他社のチェーンも検討したが、料率の高さなどがネックとなった。最終的にアップルを選んだ決め手は「顧客満足度ナンバーワン」を掲げる企業姿勢と、良心的なロイヤリティ体系だったという。加盟後は高額な在庫車も置けるようになり、取り扱う車両の幅が広がったことも大きな変化だ。Google口コミの収集などアップル本部が推奨する取り組みも積極的に実践し、アップル店舗の中でもトップクラスの口コミ件数を集めているという。
■スピード最優先、日曜夜までに全台数をネット掲載
同社が徹底するのは「スピード」だ。オークションなどで仕入れた車両は、日曜日の夜までに全台数の撮影・アップロード・展開数の入力を終えるという社内ルールを設け、これを人事評価にも組み込んで運用している。土屋社長は「決めたことをやり切れるかどうかが一番大事」と話す。以前は土屋社長が1人で担っていた登録作業も、今ではスタッフに定着し、組織的なオペレーションとして回るようになった。営業部長も「今は全員に浸透し、自然と回っている」と手応えを口にする。写真も枚数や仕上がりにこだわるより、まず情報を出すことを優先する方針で、冬場で薄暗い場合でもひとまず掲載し、後日撮り直して差し替えている。
■「JUテントリ」を軸に業販が小売を上回る
全店合計の月間流通台数は100台から110台程度で、小売と業販(共有在庫・オークション出品の合計)の比率はおよそ4対6と業販がやや上回る。「JUテントリ」経由の成約は多い月で10台前後に上り、業販を支える柱の一つとなっている。掲載価格はまず小売価格と同水準で登録し、3週間から1カ月ほど様子を見ながら業販価格も含めて見直す。長期化した在庫は150日から180日に達することもあるが、複数の出口を持つことで在庫の現金化を早め、次の仕入れ資金へとつなげている。輸出はごく限られており、あくまで国内の共有在庫とオークション出品が主軸だ。
■検査を徹底、クレームはほぼゼロの信頼
仕入れ車両はオークションの評価点や画像データを基本としつつ、現物を確認して追加項目があれば掲載するなど、地道な検査を欠かさない。こうした積み重ねにより「JUテントリ」経由の成約はほぼクレームがないといい、JU適正販売店の認定も受けている。信用取引だからこそ確かな情報開示にこだわる姿勢が、全国の会員店との安定した取引につながっている。
■「アップル」加盟が後押しした全国6店舗体制
道外への出店は、いずれもアップル本部FC事業部からの誘いがきっかけだった。「居抜きで入れそうな物件があれば教えてほしい」と伝えていたところ声がかかり、栃木県小山市への出店は令和5年、千葉県香取市への出店はより最近実現した。土屋社長は「本部が勧めることは素直にやってみる」と、新人研修や販促などフランチャイズならではの仕組みを積極的に取り入れる姿勢を貫いており、これが着実な多店舗展開を後押ししている。
■次の一手は認証工場を核にしたアフターフォロー
今後3年ほどで力を入れたいのが、車検・整備体制の強化だ。本社にはすでに認証工場を備えており、指定工場化も視野に体制を整える考え。「お客様に来店いただく頻度を増やし、紹介にもつなげたい」(土屋社長)と、販売網の拡大とあわせて地域に根差した信頼関係づくりに力を注ぐ考えだ。
【店舗情報】
社名=カーネクスト北海道株式会社
所在地=北海道札幌市北区篠路2条9丁目1-48
電 話=011-676-4501
HP=https://car-next.co.jp/
■他社FCも比較検討、決め手は「顧客満足ナンバーワン」
フランチャイズ加盟にあたっては、他社のチェーンも検討したが、料率の高さなどがネックとなった。最終的にアップルを選んだ決め手は「顧客満足度ナンバーワン」を掲げる企業姿勢と、良心的なロイヤリティ体系だったという。加盟後は高額な在庫車も置けるようになり、取り扱う車両の幅が広がったことも大きな変化だ。Google口コミの収集などアップル本部が推奨する取り組みも積極的に実践し、アップル店舗の中でもトップクラスの口コミ件数を集めているという。
■スピード最優先、日曜夜までに全台数をネット掲載
同社が徹底するのは「スピード」だ。オークションなどで仕入れた車両は、日曜日の夜までに全台数の撮影・アップロード・展開数の入力を終えるという社内ルールを設け、これを人事評価にも組み込んで運用している。土屋社長は「決めたことをやり切れるかどうかが一番大事」と話す。以前は土屋社長が1人で担っていた登録作業も、今ではスタッフに定着し、組織的なオペレーションとして回るようになった。営業部長も「今は全員に浸透し、自然と回っている」と手応えを口にする。写真も枚数や仕上がりにこだわるより、まず情報を出すことを優先する方針で、冬場で薄暗い場合でもひとまず掲載し、後日撮り直して差し替えている。
■「JUテントリ」を軸に業販が小売を上回る
全店合計の月間流通台数は100台から110台程度で、小売と業販(共有在庫・オークション出品の合計)の比率はおよそ4対6と業販がやや上回る。「JUテントリ」経由の成約は多い月で10台前後に上り、業販を支える柱の一つとなっている。掲載価格はまず小売価格と同水準で登録し、3週間から1カ月ほど様子を見ながら業販価格も含めて見直す。長期化した在庫は150日から180日に達することもあるが、複数の出口を持つことで在庫の現金化を早め、次の仕入れ資金へとつなげている。輸出はごく限られており、あくまで国内の共有在庫とオークション出品が主軸だ。
■検査を徹底、クレームはほぼゼロの信頼
仕入れ車両はオークションの評価点や画像データを基本としつつ、現物を確認して追加項目があれば掲載するなど、地道な検査を欠かさない。こうした積み重ねにより「JUテントリ」経由の成約はほぼクレームがないといい、JU適正販売店の認定も受けている。信用取引だからこそ確かな情報開示にこだわる姿勢が、全国の会員店との安定した取引につながっている。
■「アップル」加盟が後押しした全国6店舗体制
道外への出店は、いずれもアップル本部FC事業部からの誘いがきっかけだった。「居抜きで入れそうな物件があれば教えてほしい」と伝えていたところ声がかかり、栃木県小山市への出店は令和5年、千葉県香取市への出店はより最近実現した。土屋社長は「本部が勧めることは素直にやってみる」と、新人研修や販促などフランチャイズならではの仕組みを積極的に取り入れる姿勢を貫いており、これが着実な多店舗展開を後押ししている。
■次の一手は認証工場を核にしたアフターフォロー
今後3年ほどで力を入れたいのが、車検・整備体制の強化だ。本社にはすでに認証工場を備えており、指定工場化も視野に体制を整える考え。「お客様に来店いただく頻度を増やし、紹介にもつなげたい」(土屋社長)と、販売網の拡大とあわせて地域に根差した信頼関係づくりに力を注ぐ考えだ。
【店舗情報】
社名=カーネクスト北海道株式会社
所在地=北海道札幌市北区篠路2条9丁目1-48
電 話=011-676-4501
HP=https://car-next.co.jp/


