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沖縄ヤード、常設化で出品ボリューム着実に増加

  • 北谷市にある「TAA沖縄ヤード」 北谷市にある「TAA沖縄ヤード」
  • 最新の撮影、照明設備を採用した撮影室 最新の撮影、照明設備を採用した撮影室
  • 下回り画像も自動撮影する仕組み 下回り画像も自動撮影する仕組み
  • 事務所棟 事務所棟
  • 出品ヤード 出品ヤード
  • 出品ヤード 出品ヤード
  • 出品ヤード 出品ヤード
  • 撮影装置 撮影装置

今後は1開催あたり150台、成約率80%水準へ

 トヨタユーゼック(千葉市美浜区、北口武志社長)がTAA横浜(横浜市中区)のサテライトヤードとして運営する「TAA沖縄ヤード」(沖縄県北谷市)を2023年1月から常設ヤード化した。20年10月、豊見城市に「TAA沖縄特設ヤード」とし開設、21年には現在の場所に移転していたが、今回事務所棟と検査棟・撮影室を新設し、常設ヤードとして更なる会員利便向上を図った。

 23年1~6月までの実績は、出品台数2709台を集荷、このうち2074台を成約し、成約率76.6%という高水準だった。1開催あたり出品台数は113台に上った。常設ヤード化する前の22年実績は1開催あたり78台だったことを考えると、常設化により着実に出品ボリュームを拡大したことになる。繁忙期は3月が135台、4月が153台、5月が143台という1開催あたり出品台数を受け入れた。

 1月の常設化に際しては、事務所棟を設けたほか、全天候型の検査棟と最新鋭の機材や照明を用いた撮影室を設けた。下回り画像も撮影室通過後に自動撮影できる仕組み。

 濱田理友ヤード長は今後について「開催平均150台、成約率80%を目標に利用促進に努めたい。常駐スタッフが1社1社丁寧に訪問しTC‐webΣの機能の認知度向上などに努め、会員の皆様の利便性向上を図っていきたい」と意気込む。 

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