ＴＡＡ横浜（横浜市中区、北口武志社長）は１月１１日、「初荷市＆ＴＡＡ沖縄ヤード常設２周年記念」を開催した。

　当日のセリは出品４４２７台を集め、成約４０１２台、成約率９０.６％、平均成約単価１０３万６０００円の高実績を記録。新年の開催を好スタートで飾った。

　また、イベントもパターゴルフチャレンジを催したほか、取引賞や来場記念品を用意し新春の開催を盛り上げた。

　ＴＡＡ横浜は２４年の開催実績において過去最高の成約率８９.９％を記録した。また、各サテライト会場を含めたＴＡＡ全１１会場中、８会場が過去最高成約率を記録し、ＴＡＡ全会場の成約率も過去最高の８５.８％となり、一年を通じ全国のＴＡＡ会場で活発なセリが行われた。

　高成約率の開催について濱田理友会場長は「ＴＡＡは横浜会場をはじめ全会場で高成約率をいただいている。これもＴＡＡの検査への絶大なる信頼をいただいている証と言える。お客様のご商売に役立ててもらうことが我々ＴＡＡの役割」と話す。
　また「ＴＡＡはディーラー販社の出品も多いが、横浜会場は専業店様にも売り買いに多く参加いただいている。その専業店様の声を聞きながら企画を立て、お客様により沿った運営に努めている。横浜会場は来場者も多く、昨年は外国人バイヤーの参加も増えている」という。
　ＴＡＡ横浜で言えば「オークション完全初出品の車で構成しているＡＡデビューセレクションコーナーに昨年は、約２万６０００台の出品をいただいた。新鮮な出品車にお客様も期待してくれており、高成約率の大きな一つの要素と言える」と話した。

　ＴＡＡ横浜の昨年の取り組みについて「昨年はお客様との関係づくりに取り組んだ一年。クルーズディナーや開催時のイベント、ＳＤＧｓ活動などを通じ、ＴＡＡ横浜ファンも増えた。その中でお客様の声を大事にし、運営に活かし改善も図った。ＴＡＡ横浜はお客様により沿った一年であった。また、横浜会場を通じて新しいことを会員様に提供できた。皆様の中古車ビジネスのご商売に貢献できた」と振り返った。

　新年の取り組みについて濱田会場長は「ＴＡＡ横浜は、引き続きブレることなく新年も臨む。売り手と買い手の値段が折り合い、両者に満足いただくことで商売になっている。今年は年初から新サービスの提供も始めた。室長が代わり新体制となるが、引き続きお客様の声を聞きながら、企画やＣＳ向上に繋がる取り組みを行っていく」と話した。