ベイオーク（大阪市住之江区、塩原淳平社長）は１２月２３日、「２０２０年ファイナルオートオークション（ＡＡ）」を開催した。文字通り、２０２０年の最終開催日だが、出品台数９４４台を集めて、成約率は６２．９％だった。成約単価は８０万７０００円で、今年１０回目の８０万円超えを記録する活況だった。

当日は取引賞（出品１台または落札２台以上）に、コロナウイルス感染に対応した傷害保険（特定感染症危険補償特約付帯）をプレゼントした。

　今年のセリが全て終了した後、ＡＡ会場内に残った会員を対象に「ありがとう抽選会」を実施した。コロ禍で大変厳しい市場環境だったが、同会場を支え続けてくれた会員への感謝の気持ちを最大限表した企画。コロナ感染対策のため、従来のようにＡＡ会場エントランスロビーでイベントを行うスタイルではなく、ソーシャルディスタンスを確保したセリ会場で実施した。ＰＯＳ席端末を利用することで、各会員は自席で抽選会に参加でき、当選者には同社スタッフが心を込めて賞品を手渡した。

　賞品にはブリヂストン製の電動自転車やアップル社製「iPhone12」（SIMフリー）などのほか、子どもたちへのクリスマスプレゼントを意識して、人気アニメ「鬼滅の刃」グッズセットなどを用意して、会員を楽しませた。

　２０２１年のＡＡ開催は、１月６日の「初荷オークション」からスタートする。ご来場賞として「ベイオーク福袋」（新年お年玉付き）をプレゼントするほか、お取引抽選会などを用意して、新年早々から来場会員を迎える。来場者には紅白まんじゅうを振る舞う。配布時間などを決めず、ＡＡ開催日は終日受け取ることができる。時間限定による混雑や集中を防ぐ。万全のコロナ対策はもちろん、コロナ禍での自粛生活で年末年始を過ごした会員を元気付ける企画が盛りだくさんだ。