ＵＳＳ-Ｒ名古屋（愛知県東海市・安藤之弘社長）は５月２８日に年間最大イベント「１５周年記念ＡＡ」を開催した。当日は歴代１位となる６４０７台を集荷、成約５５６２台、成約率８６．８％、成約単価６万３０００円を記録する盛況な開催を展開した。

　セリ前のセレモニーで方山直義会場長は早朝からの来場と過去最高の出品台数の御礼とともに「１５周年を迎え、これからもお客様の声を聴き、お客様目線の運営を心掛けて参ります。また、『明るく元気な対応』を心掛け、より良い商いの場を提供して参ります」と謝辞と抱負を述べた。

　市場での低額車の需要が高まる中、低額車専用会場として認知されている同会場への出品が増加、今回の過去最高出品台数につながった。また、応札保証の金額をイベント用に設定した各ホワイトコーナーには、ホワイトの２３０４台を筆頭に計３７５７台を集荷、全体を牽引した。

　同会場では会員の利便性向上を目的に、インフラ整備を積極的にすすめており、現在進行しているエスカレーターの増設工事が８月に完了する。また、敷地内に約３０００台を収容できる立体駐車場の建設を計画、完成時期は２０２０年５月を予定している。現在は隣接する名古屋会場と共用で既存の立体駐車場を使用しているが、新しく立体駐車場を建設することで、増加する出品車両による混雑を大きく緩和することができる。

　イベントでは全コーナー出品料流札時無料、取引１台賞で大型テレビや高級家電が当たるダーツゲームを実施した他、取引台数に応じて高級メロンなどを進呈した。また、無料サービスでカットフルーツを来場者に振舞い、周年記念を盛り上げた。