ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は４月２９日開催の通常オートオークション（ＡＡ）で、「ゴールデンウィーク（ＧＷ）販促イベントセット抽選会」を開催した。また同日のＡＡまで延長中だった「第９弾軽四まつり」も軽四２ブロック（パワフル軽四・軽四リフレッシュ）の出品台数が開催平均７００台をキープするなど、年明け１月１４日から続いた軽四集荷策が奏功し、高水準の出品台数確保の原動力となった。

　販促イベントセットとは、同社マーケティング部門が独自で企画した店頭イベントセット。会員店の店頭でＧＷ中に開催される中古車フェアなど、家族連れを中心とした連休中の来店客とともに、店舗で楽しんでもらおうというイベントセット。来店した子供たちが作る鯉のぼりの「ぬり絵」とプレゼントの「クレヨン」、「お絵かき帳」などがセットになっていて、会員店はすぐにでも店頭で子ども向けイベントを開催出来るキット。プレゼントのクレヨンは水で落とせるなど、細部にわたり、気配りされたキットとなっている。来店した家族連れ客の子どもが鯉のぼりの塗り絵を描き、色とりどりの可愛い鯉のぼりが店舗の壁面を埋めるイメージが目に浮かぶ。
　
　会員店と顧客の絆をさらに深めてもらいたいという同社の思いがこもった企画として、当日は来場会員の強い関心を集めた。抽選で１０社にプレゼントする同企画に対し、３１社が抽選に参加した。
　
　第９弾軽四まつりは、１月１４日から３月２５日、延長期間の４月８日から２９日の計１５開催で展開した。軽四２ブロックに合計１万４９８台を集めた。開催平均７００台規模で、総出品の２８％を占めた。成約率は６４．５％で、成約単価は５５．８万円ということで、比較的高年式の軽自動車の出品が旺盛で、年明けから年度末商戦にかけて必要とされる良質小売りダマを市場に供給する役割を果たし、小売り振興に大きく貢献した。