ベイオーク（大阪府大阪市・塩原淳平社長）は１０月８日、「ＰＯＳ導入３０周年大記念オートオークション(ＡＡ)＆ＳＵＡＡ近畿」を開催した。出品台数３１０７台を集め、成約率は７４．７％の高水準を記録した。また、セリ開始前のセレモニーでは、塩原社長が業界初となる「ビッグプロジェクト」を発表、株式化１０周年にちなんだ謝恩イベントの詳細を伝えた。

　会場内では、ベイオーク特別価格にてオートウェイのタイヤ展示即売会が開催されたほか、直径２メートルの鍋で豪快に調理した４００名分の「ジャンボパエリア」やチョコチーズファウンテンなど、秋の味覚イベントを展開し、来場者を存分に楽しませた。

　セリ前のセレモニーで塩原淳平社長は「消費増税や税制見直しなど先行き不透明な自動車業界を元気にしたいという強い想いがある。その想いをカタチに変える場として、ベイオーク株式化１０周年を迎える２０１５年、ＵＳＪ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）に７０００名をご招待したい。当日は、ベイオーク会員のご家族・ご友人・社員の方をお誘い合わせの上、時間を忘れて心から楽しんで頂きたい」と挨拶し、来場者からはたくさんの笑顔が見られた。

　業界初となるビッグプロジェクトは、２０１５年１月１３日（火）の１８時から２２時までＵＳＪ内すべてのアトラクションを対象に、「ベイオークパス」を持った来場者のみが利用できるというもの。今年７月に開場し話題の人気アトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」をはじめ、「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド ４Ｋ３Ｄ」や「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」といった超人気アトラクションもほぼ待ち時間なしで利用可能となるという。

　同社では同プロジェクトの実現に向け、４カ月間に渡り、ＵＳＪ各アトラクションに関わる数十社のスポンサー企業と調整を図ってきた。これも全ての関係者に感動を届けたいとの強い想いからである。当日は来場者たちの笑顔にあふれ、ベイオークからの「最高のおもてなし」が届けられる素敵な一日になりそうだ。