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【会場長インタビュー】CAA東京 滝川検司会場長

  • CAA東京 滝川会場長 CAA東京 滝川会場長

6レーン導入を活かしスタッフと共にもうワンランク上の会場を目指す

 7月にCAA東京(千葉県柏市、斉藤啓太社長)の会場長に着任した滝川検司氏。滝川会場長は今回の東京会場長着任によりCAA全4会場に身を置いたCAAの中でも唯一の存在であり、CAAの現場を知り尽くした“ミスターCAA”と言える。その滝川会場長は岐阜会場では会場長を、東北会場ではグループリーダーを、中部会場では検査・車両グループリーダーとオークション運営現場の最前線で活躍してきた。
 今年度の上半期出品台数は対前年比112.5%、成約率は6.0ポイント上昇し77.2%の高実績を記録し、出品店と落札店から商売の場として支持を得ている。11月12日には開設25周年記念開催を迎えるCAA東京についてその特長や今後の取り組みについて滝川会場長に話を聞いた。

■CAA東京の特長は
 CAAは初出品車、新鮮なタマが多い点が強み。これは全4会場に共通して言える。加えて東京会場は軽自動車とリース・レンタコーナーも強み。両コーナー共に高成約率を記録しており会員様から高い支持をいただいている。CAAはディーラー様と会員様に支えられたプライベートAAであり、長年お付き合いいただいている実績がある。
 また、東京会場の特長は地域密着に加え、広い商圏で取引をいただいている。これは他のCAA会場にも当てはまるが地域密着は大切。地元の会員様を疎かにしてはいけない。スタッフもその点をよく理解しており、地元会員様としっかり関係づくりに取組んでいる。7月に着任して間もないが、出品台数と成約台数が伸びているのはそのスタッフのおかげ。

■会場長としての役割は
目指すのはスタッフが働きやすい環境を作ることであり、それが会場長の役割。岐阜時代からこの姿勢は変わっていない。やりがいをもって取り組んでもらうことが大事。オークション開催は毎週であり、忙しい状況は常に続く。そのためスタッフは疲弊してしまう。お客様により良いサービスを提供するにはスタッフの元気が大切。そのためにもやりがいをもって仕事に臨める環境づくりに取組んでいく。また、会場長として意識しているのは物事をしっかり伝えること。斉藤社長からも“しっかり伝えること”とは「相手を理解すること、伝えることとはそういうこと」とご指摘をいただく。自身はもとよりこれを全スタッフが実践できれば、自ずとお客様に満足いただける会場に近づく。

■CAA東京をどんな会場に
 11月5日には6レーン導入も控えている。6レーン化に伴いコーナー編成も行う。セリ時間を短縮し、会員様のためにもなるべく早くセリを終わらせたい。同時に動線を考え効率よくしたい。その結果、スタッフの業務時間短縮に繋がり、CAA東京をご利用いただく皆様にメリットを提供できる会場になると考えている。現場の要望に応えるのは会場長の役割。仕事を進めやすい、取り組みやすい環境を如何に作っていくか。そのためにもスピード感を大事にしている。待っている時間がもったいない。もうワンランク上の会場を目指していく。
 もうワンランク上の会場とは、出品台数を今以上に増やしたい。会員様も商売をする上で、出品台数の多い会場で勝負したい。出品台数が増えることで、来場も増え会場も活気づき雰囲気も良くなる。その結果、成約率も向上し相乗効果をもたらしてくれる。今も多くの出品台数をいただいているが、もっと会員の皆様にご利用いただける会場を目指していきたい。CAAは中部会場だけではない。東の柱と言われるような会場にしたい。そのためには平均出品台数3000台を目指す。CAA東京にはそれができるスタッフと会場が備わっている。だからこそスタッフに言いたいのは「皆は自信を持ってほしい」ということ。

■滝川会場長が大切にしているものは
 大切にしているのは“感謝”の気持ち。自分が今、会場長として居られるのは、この感謝の気持ちがあるからこそ。会場長を歴任する中で、その立場からお客様はもとより上司や部下、皆様に育てていただいた。この感謝の気持ちを大切にし、スタッフから「滝川が居てくれて安心」と思ってもらえる存在になりたい。

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