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NAA東京/「32周年記念オークション」を開催 ―NAA福岡と提携、Na@bidを通じて相互乗り入れが可能に―

  • 挨拶を行う奥山建社長 挨拶を行う奥山建社長
 
 日産ユーズドカーセンター(神奈川県座間市)が運営するNAA日産オートオークション東京(同)は7月15日、「32周年記念オークション」を開催した。

 セリ前には、今年4月に、同社の社長に就任した奥山建氏が「『質の高い中古車を安心して買える会場を目指す』という従来の基本方針を更に推し進めると共に、気持ち良く来場して頂ける会場、皆様のお役に立てる会場づくりに取り組んでいく」と挨拶した。

 同会場における今年1月~5月の実績は、震災の影響による新車供給不足に伴う下取り車の減少により、出品台数が前年同期比9%減となったが、成約率については前年同期実績を15Pも上回る78%で推移した。奥山社長は「生産が軌道に乗りつつあるので、9月~10月には下取り車両がオークション市場に出てくると思われる」として、今後の市場回復に期待を寄せた。

 セレモニー終了後に行われた記者会見においては、NAA福岡との提携が発表された。8月23日より同社が運営する外部応札システムNa@bidを通じて、NAA福岡へのセリ参加、及びNAA福岡会員の同社3会場(東京、名古屋、大阪)へのセリ参加が可能になるとのことで、「日産販社のタマは、出来る限りNAAに集められるよう努力していく。『特化していく』ということは大事なこと、今後も日産車を目当てにNAAのセリに参加して頂ける方の期待に応えていきたい」(奥山社長)。

 当日のオークション実績は出品台数975台、成約台数は772台となり、共に前年同時期に開催した「31周年記念AA」時の実績を上回った。なお、成約率は79.2%、成約単価は55万5千円となった。

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