ＵＳＳ静岡（静岡県袋井市、瀬田大社長）は１１月１４日に年間最大イベント「ＵＳＳ静岡２４周年記念ＡＡ パート１」を開催した。当日は前年を約８００台上回る２８２０台を集荷、成約１８５６台、成約率６５．８％、成約単価３０万４０００円を記録する盛会となった。

　今年の周年記念についても、前年と同様に２週連続で実施する。イベントを２週に分けることで、イベント開催と通常開催の出品台数の差を少なくなり、出品台数の平準化を行なうことができる。また来場駐車の確保や搬入・搬出の混雑を緩和することで、会員の利便性を向上することを狙いとしている。それに伴って、会場入り口には流札車を対象とした「再出品ブース」を設置、ＵＳＳワンクリックの登録も同時に案内を行った。

　コーナー別では「特設プライム＆ディーラー」に３３４台、地域性から需要の高い「軽コーナー」に３２９台、低価格帯の「＠２０」に３７２台とバランスの取れた出品車両が集まったことで、高成約率に結び付いた。

　イベントでは、出品または落札１台賞で「養老軒フルーツ大福」を進呈、３台賞でフルーツ大福に加えビールや和牛など４種類の中から希望の商品をプレゼントした。また昼食は２４周年を記念してうな重やローストビーフ丼などスペシャルメニューを用意、イベントを盛り上げた。また、のぼりやポスター、横断幕を設置、会場スタッフは周年記念特製ワッペンを付けて開催を全員で盛り上げた。

　取材の場で堂薗雅隆会場長代行は「会員様のおかげで無事に２４周年を迎えることができた。小売りに向いた良質車の集荷に注力することで、会場外からの取引が増加し、高成約率につながってきている。今後も出品の量だけでなく、内容にこだわっていきたい」と述べた。