ＵＳＳ静岡（静岡県袋井市、瀬田大社長）は１１月１５日、年間最大イベント「ＵＳＳ静岡２９周年記念ＡＡパート１」を開催。当日は３０６２台を集荷、成約２２３４台、成約率７３．０％、成約単価５２万円、出品店件数６５７社を記録、　周年記念に相応しい活気あふれるセリを展開した。

　セリ前のセレモニーで太田善教会場長代行は、「皆様に支えられ２９周年を迎えることができました。今後も皆様から『より頼りにされる商いの場』、『よりご商売のお役に立てるオークション会場』であり続けられるようスタッフ一同お手伝いさせていただきます」とあいさつを述べた。

　イベントでは、９月に開催した「９月大祭」で初登場した「スーパープレミア」を特設。同コーナーは、過去１年間ＡＡ出品歴が無く、評価点３点以上の車両が条件ということで、小売り向けの良質車が集まり、バイヤーからも再登場の声が多かった。今開催では、会員の声に応え、「スーパープレミア」を実施、４１９台を集荷し、「静岡プレミア＆ディーラー」の１４４台と合わせ５６３台のプレミア系車両が、高成約率をけん引した。

　また、イベント成功に向け、全スタッフが本気で取り組んだ。集荷では出品店件数を意識した活動を実施。約１カ月前から部署の垣根を超え、小口店を中心に外訪活動を実施、多くの会員の元へ足を運んだ。また、ＤＭ、電話、会場告知、ＬＩＮＥなどを使用しての事前告知を徹底、その結果、前年の同イベントと比較して、出品店件数は４９社増と大幅に増加した。

　取材の場で、太田会場長代行は「会員様がスタッフの頑張りに応えていただき感謝している。良質な車両を多く揃えることができたので、周年記念に相応しい良い開催となった。今後も会員様の声をよく聞き、色々なことに挑戦することで、会員様の満足度向上とエリアの活性化につなげていきたい」と話す。