ＴＡＡ広島（広島県東広島市・北口武志社長）は６月４日、「ＴＡＡ５２周年記念あじさいまつり」を開催した。出品台数１６３８台を集め、成約率は６９．５％の高率だった。全国ＴＡＡ会場では６月、ＴＡＡ５２周年記念イベントを一斉展開する。４日開催では火曜日開催会場のうち、広島と近畿の２会場がイベントＡＡを開催した。ＴＡＡ近畿（大阪府寝屋川市）でも出品台数２９４０台を集め、成約率７５．１％の活発なＡＡを開催した。

　セリ開始前のセレモニーでは坂田仁志執行役員と宮崎佳紀会場長が登壇し、会員への謝辞を述べた。宮崎会場長は「会員の皆様のおかげで、５月は月間出品台数７４３３台を集め、１開催平均も１８５８台に上りました。成約率も６７．７％、成約単価も４０万１０００円という盛況なセリとなりました」と高水準だった５月実績を報告するとともに、心からの謝辞を述べた。

　同会場では今年４月から月１回開催の「日野コーナー」をスタートしたが、４月は出品台数２０台で７０％超えの成約率、５月は同２５台で６０％台後半の高成約率を記録するなど、上々のスタートを切った。今後についても「日野ディーラーの協力のもと、コンスタントに集荷していきたい」（宮崎会場長）と話す。

　同会場の２０１９年１〜５月累計実績を見ると、一般会員からの出品増なども大きく寄与して１開催平均出品台数は過去最多の１８８０台に上った。エリアでのシェアも過去最高の２３．２％を記録する好調ぶり。１月の周年月間での記録的な出品台数が大きく寄与しているが、年間でも１開催平均１７００台水準の確保を狙い、着実なボリュームアップを図る考え。

　ＴＡＡ５２周年記念月間は、全国１０会場と３ヤードのご当地グルメを「取引１台賞」として用意する。毎週全国会場でイベントを展開するとともに、今年で９回目を迎える「チャリティーキャンペーン」も一斉展開し東北復興に貢献する。
　また、恒例となった「来場者アンケート」も実施、会員の声を集めて今後のより良い会場作りに生かしていく。