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前年上回る3000台超の出品、高成約率85.1%を記録

  • 来場会員に謝辞を述べる千葉玄彦常務理事 来場会員に謝辞を述べる千葉玄彦常務理事
  • あいさつに立つ小川慎一郎会場長 あいさつに立つ小川慎一郎会場長
  • 良質車が多数出品された 良質車が多数出品された
  • 良質車が多数出品された 良質車が多数出品された

「17周年記念AA&2024年初荷市」を開催

 TAA広島(広島県東広島市、北口武志社長)は1月9日、「17周年記念オートオークション(AA)&2024年初荷市」を開催した。出品台数は前年実績を上回る3034台に上り、このうち2582台を成約し、85.1%という高成約率を記録した。平均成約単価は63万3千円。

 セリ開始前のセレモニーで千葉玄彦常務理事は来場会員に謝辞を述べた後「オークション市場は新車市場の回復により、出品台数と成約率がコロナ禍前の水準に戻りました。TAAは1月に沖縄ヤードを常設化し、9月にはTAA北陸サテライト会場、10月にはTAA近畿会場滋賀ヤードを開設しました。また、全会場での下廻り画像の掲載開始やTCアプリの再出品申し込みをオンライン化し、お気に入り車両のメモ入力機能を追加するなど、会員の利便性向上に努めました。年間出品台数は前年比127%増の約103万台、成約台数も前年比123%増の約84万台と、いずれも過去最高の台数を記録しました。成約率も8割を超える高水準の実績を達成しました。今年の取り組みとしては、3月にTAA宮城サテライト会場を16番目の会場として開設します。これにより、東北地区の会員にとってはより利便性が向上します。当広島会場でも、快適で使いやすい環境を整備するために全力で取り組みます。地域に密着し、安心かつ安全な中古車インフラとして、会場運営を通じて地域の中古車流通に貢献してまいります」と感謝の言葉を述べた。

 続いて小川慎一郎会場長があいさつに立ち「当会場の開設は17年前の2008年になります。TAA8番目の会場として開設しました。広島に根を張り、中国地区の中古車流通の発展に貢献したいという思いから、一丸となって取り組みました。今後も、より頼りになる中国地区になくてはならない会場として、20年目や30年目を迎えられるよう、粉骨砕身し、中国地区の中古車流通の一助となれるよう、精進していきます」と抱負を述べた。

 17年目を迎えた同会場は、2023年の出品台数が8万3334台と過去最高を記録した。成約率も77.2%で、歴代3位の実績を残し、良質な車が集まる地域になくてはならない会場として、着実に成長している。

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