ＪＵ奈良（奈良県大和郡山市・服部教昭理事長）は７月１３日、「ＪＵ奈良商組設立４０周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は４月１４日開催の「第３１回ディーラーＡＡ」の６７７台に次ぐ今期２番目の高水準となる６１８台を集め、成約率は７１．０％という高率だった。

　セリ開始前のセレモニーには北海道から九州まで全国ＪＵから集まった来賓が一堂に会した。
　服部理事長は「おかげ様で６００台超の出品を集め、盛大な記念ＡＡを開催することが出来ました。最終最後まで活発なコールをお願いします」と挨拶した。
　来賓を代表しＪＵ中販連の海津博会長とＪＵコーポレーションの高谷昭彦社長が祝辞を述べた。
　ＪＵ奈良元会長で現在名誉会長を務める高木譲氏も商組設立以来の歴史を振り返りながら「会場玄関に飾っている切り絵はうちわを持って手ゼリを行っていた第１回オークションの風景。この歴史ある組織で、暑い中でも寒い中でもテントでのオークションを開催するなど、大きな苦労を共にしてきた。改めて先人たちからの歴史を思い返していると、さまざまな出来事がありましたが、歯を食いしばり、皆の気合いで乗り切ってきました」と話した。

　前日１３日には、奈良市の奈良ロイヤルホテルで「ＪＵ奈良商工組合設立４０周年記念パーティー」を開催し、全国各地からの来賓を含めて１５０人あまりが一堂に会した。ＪＵ中販連の海津会長は「ＪＵ奈良では約２年前からＪＵコーポレーションの共有セリ機を導入、ＡＡの活性化に繋がっていると聞いています。とりわけ成約率は高水準に推移しており、４〜６月実績では７割に迫る６９％にも上る活況です。服部理事長をはじめ、役員や事務局の努力の賜物です」と祝辞を述べた。
　パーティーには、奥野信亮衆議院議員やオークション会場が立地する大和郡山市の上田清市長をはじめ、政界や関係団体、取引先などから多数の来賓が出席した。