ＪＵ宮城（宮城県大和町・鹿野利徳理事長）は８月５日、「七夕ジャンボ記念ＡＡ」を開催した。
　当日のセリは過去最高出品数となる３０６６台を集荷。成約は２２５７台、成約率73.６％、平均成約単価25万４０００円の高実績を記録。同商組の年間最大のイベントＡＡに相応しい盛会となった。

　開催に先立ち挨拶に立った鹿野理事長はＪＵ中販連・澤田稔会長をはじめ全国各県の会長理事長の来場に謝辞を述べた。
　続いて澤田会長が挨拶に立ち「ＪＵ宮城はＪＵのオークションの中では全国五指に入る出品数、成約率を誇っている。また東北エリア全１０会場の中で２年連続して最高の記録を上げている。ＪＵは全国７エリアあるがこのような実績はＪＵ宮城だけ。これも鹿野理事長をはじめとした理事役員、ディーラー様、会員様の支援のおかげ」と述べた。続けて「ネット環境の中で検査は非常に重要。鹿野理事長は全国の検査委員長として、将来の品質評価証明書を書ける仕組づくりに尽力いただいている」と紹介した。
　最後に荒井商事・荒井寿一会長が「８月は東北各県の祭りと併せてオークションが開催される。本日の七夕まつり記念ＡＡも過去最高出品を記録している。８月は全国で東北が一番“熱い”と感じている」と祝辞を述べた。

　当日のセリは、ディーラー出品車を８００台弱集荷。併せてＪＵ宮城組合員・協会員・ＡＡ会員も多数出品となり、まさにＪＵ宮城が一丸となって作り上げたオークションとなった。

　記者懇談の場で過去最高出品を記録した同会について鹿野理事長は「日頃から組合員をはじめディーラー、他県商組と関係強化を図っている。今回は東北ブロックの協力もあり、最高記録となった。七夕まつり記念ＡＡも定着し、皆様に協力いただけることは大きい。また、『やるぞ』ということを言い続けないとダメ。言い続けることでみんなもやる気になり、そのやる気が渦になり想いが一つになっていく。行動を起こすことで相手も見てくれる。本気で取り組むことで相手もわかってくれる」と語った。