JU沖縄
「JUの日」や「SDGs」の取り組み通じJU沖縄の組織力を強化へ、県内360社のスケールメリット生かし「JUブランド」向上へ全力
2023年5月の役員改選で、JU沖縄の会長・理事長に就任した仲田裕治氏。就任当初の臨時理事会でJU沖縄独自の「JUの日」を制定するなど、組織の存在価値を高めることにまい進してきた。全会員・組合員に執行部の考えを積極的に発信する一方、役員や青年部会員が活躍しやすい組織作りにも取り組む。就任2年目、JU沖縄の組織運営は盤石な土台を築き、各事業の積極推進と合わせ「SDGs」の取り組みなどにも注力する仲田氏に、JU沖縄の現状や今後の方針などを聞いた。(室田一茂)
【会長・理事長就任早々「JUの日」を制定し、取り組みをスタートした】
「毎月第3月曜日をJU沖縄独自の『JUの日』と定めた。各加盟店が率先して店舗周辺の地域清掃活動を行うもので、単なるアピールということではなく、店舗近隣のお客さんに日頃の感謝の気持ちを表現する取り組み。言い換えれば『お客さんに感謝する日』とも言える。とても地道な活動だが、各JU加盟店がこうした取り組みを行うことで『JUショップ』の存在価値やブランド力を高めることができれば、各加盟店の繁栄にもつながると考える」
【一方で「SDGs」の訴求にも注力している】
「自動車を扱う業界として、循環型社会に貢献していくことは必要不可欠。とりわけ、組合事業として行うオートオークション(AA)は『SDGs』の取り組みに合致しており、県内の中古車流通を担い、リユースやリサイクルに貢献することは『SDGs』の取り組みそのもの。これまで通り、AA事業を積極推進する一方で、われわれの組織が『SDGs』の取り組みを行っていることは、しっかりと『見える化』して幅広いユーザーや県民にアピールしていきたい」
【「理念」をしっかりと考え、組織全体に浸透させていくことが重要です】
「就任当初には『中古自動車販売事業者憲章』を再確認するなど、組織運営を行う上で『理念』を考える必要性を説いた。JU加盟店組織として、地域社会に貢献すべく、『JUの日』の活動や『SDGs』の取り組み、憲章の徹底と合わせて『支払総額表示』の徹底も訴求した。こうした事柄を踏まえて、足元をしっかりと固め、個社では実現できない各事業の積極推進を通じ、組織のスケールメリットを活用していいきたい。中でもユーザー保護の観点から「総額表示」の徹底にも注力、執行部で各支部を巡回し、会員・組合員への浸透を図っている。JUの最大のスケールメリットは、会社の大小に関わらず、同様のメリットが受けられること。購買事業や封印事業などもその一例で、県内360社という大組織の価値を皆で高めていきたい」
【プロフィール】
仲田裕治氏(なかだ・ひろじ)。1962年(昭和37年)4月、嘉手納町生まれ、62歳。ナカダ自動車商会社長。2017年5月JU沖縄理事。19年5月同副会長・副理事長。23年5月同会長・理事長。
趣味はゴルフ。地元を愛し、嘉手納町観光協会代表理事も務め、自然あふれる地元をPR。ダイビングのインストラクター資格も有するアクティブな一面も。
【会長・理事長就任早々「JUの日」を制定し、取り組みをスタートした】
「毎月第3月曜日をJU沖縄独自の『JUの日』と定めた。各加盟店が率先して店舗周辺の地域清掃活動を行うもので、単なるアピールということではなく、店舗近隣のお客さんに日頃の感謝の気持ちを表現する取り組み。言い換えれば『お客さんに感謝する日』とも言える。とても地道な活動だが、各JU加盟店がこうした取り組みを行うことで『JUショップ』の存在価値やブランド力を高めることができれば、各加盟店の繁栄にもつながると考える」
【一方で「SDGs」の訴求にも注力している】
「自動車を扱う業界として、循環型社会に貢献していくことは必要不可欠。とりわけ、組合事業として行うオートオークション(AA)は『SDGs』の取り組みに合致しており、県内の中古車流通を担い、リユースやリサイクルに貢献することは『SDGs』の取り組みそのもの。これまで通り、AA事業を積極推進する一方で、われわれの組織が『SDGs』の取り組みを行っていることは、しっかりと『見える化』して幅広いユーザーや県民にアピールしていきたい」
【「理念」をしっかりと考え、組織全体に浸透させていくことが重要です】
「就任当初には『中古自動車販売事業者憲章』を再確認するなど、組織運営を行う上で『理念』を考える必要性を説いた。JU加盟店組織として、地域社会に貢献すべく、『JUの日』の活動や『SDGs』の取り組み、憲章の徹底と合わせて『支払総額表示』の徹底も訴求した。こうした事柄を踏まえて、足元をしっかりと固め、個社では実現できない各事業の積極推進を通じ、組織のスケールメリットを活用していいきたい。中でもユーザー保護の観点から「総額表示」の徹底にも注力、執行部で各支部を巡回し、会員・組合員への浸透を図っている。JUの最大のスケールメリットは、会社の大小に関わらず、同様のメリットが受けられること。購買事業や封印事業などもその一例で、県内360社という大組織の価値を皆で高めていきたい」
【プロフィール】
仲田裕治氏(なかだ・ひろじ)。1962年(昭和37年)4月、嘉手納町生まれ、62歳。ナカダ自動車商会社長。2017年5月JU沖縄理事。19年5月同副会長・副理事長。23年5月同会長・理事長。
趣味はゴルフ。地元を愛し、嘉手納町観光協会代表理事も務め、自然あふれる地元をPR。ダイビングのインストラクター資格も有するアクティブな一面も。