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「ひと」JU沖縄の新会長・理事長に就任した仲田裕治さん

「不易流行」守るべきものと変化に対応した組織を醸成へ、SDGsの取り組みも業界として積極発信を

 不変の中にも変化を取り入れていくことを意味する「不易流行」。5月の役員改選で、JU沖縄の新会長・理事長に就任した仲田裕治さんは、不変の価値を大切にする一方で、時代の変化に合わせて変化することの重要性を説く。こうした考えは、会長・理事長就任後の臨時理事会でJU沖縄役員に伝え、組織の「あるべき姿」を改めて皆で考え「目的」を認識し直すことで、今後取り組むべき課題も明確化した。

 この臨時理事会では新たに「JUの日」を制定した。毎月第3月曜日の朝8時30分から、各JUショップが近隣地域を清掃し、社会貢献することが目的だ。

 組織の強化には、執行部の考えをいかに全会員・組合員に浸透させることができるかが重要だが「組織と連携した支部会活動活性化が不可欠。8月から展開する各支部会には、三役が揃って出席して、方針説明と意見交換を行いたい」と意気込む。

 また一方で「われわれ中古車業界が特に注力している『SDGs』の取り組みをもっと発信していくべき。今取り組んでいることを『見える化』することで、会社や社員が業界に誇りを持てるような取り組みを目指したい」と話す。

 こうした業界の認知度や地位向上の取り組みを推進する一方で、任期中には、AA事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化も不可欠と考える。来年にはセリ機の刷新を予定しており、こうした機会を捉えて、組織や会社単位でのデジタル対応を図るべく、研修会の開催なども模索、会長・理事長就任早々から積極的にリーダーシップを発揮する。 (室田一茂)

【プロフィール】
仲田裕治氏(なかだ・ひろじ)。1962年(昭和37年)4月、嘉手納町生まれ、61歳。ナカダ自動車商会社長。2017年5月JU沖縄理事。19年5月同副会長・副理事長。23年5月同会長・理事長。趣味はゴルフ。地元を愛し、嘉手納町観光協会代表理事も務め、自然あふれる地元をPR。ダイビングのインストラクター資格も有するアクティブな一面も。

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