ＪＵ奈良（大和郡山市、服部教昭理事長）は２月２５日、「ＪＵ近畿青年部協賛チャリティＡＡ」を開催した。ＪＵ近畿青年部会（河野敏尚代表幹事）協賛によるチャリティＡＡは前年同期開催に続き２回目。現車ＡＡのセリスタートに先がけ、各府県ＪＵ青年部会がそれぞれの府県の名産品を出品するチャリティオークションを開催した。当日の出品台数は４４３台に上り、成約率は５９．１％だった。

　セリ開始前のセレモニーでは財藤会長があいさつに立ち「デジタル世代の青年部メンバーがこれからの業界をけん引する存在。ＤＸ化により、自動車のビジネススタイルも大きく変化する中、皆さんの活躍を楽しみにしています。３、４月はＪＵクレジット『スプリングキャンペーン』も展開されますが、皆様には１台でも多くのご協力をお願いしたい」と協力を呼びかけた。

　ＪＵ近畿青年部会からは貝塚公敏筆頭副代表幹事があいさつに立ち「昨年に続き、近畿青年部チャリティＡＡを開催させていただきます。交通遺児チャリティ活動のため、場内では募金活動なども展開させていただきますので、チャリティコーナーへの応札と合わせ、ご協力の程、よろしくお願いします」と話した。

　今回のチャリティオークションでは、２３商品を出品し総額８万５９００円を売り上げた。また、会場内で行った募金活動にも４万１４８０円もの浄財が集まった。

　当日は「ＪＵ近畿青年部コーナー」も特設、近畿２府４県ＪＵの青年部会が一丸となり、ＪＵ奈良ＡＡを盛り上げた。

　ＪＵ奈良はこのほど、奈良県警察大和郡山警察署との間で「犯罪や交通事故の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結した。西名阪道大和まほろばインター至近の幹線道路沿いに会場を構える好立地や役職員が率先して行う犯罪抑止のための活動などで、地域社会に貢献するもので、大和中央道沿いの入り口や会場正面玄関などに同協定締結事業所としての告知看板を設置した。こうした看板を掲出するだけでも大きな犯罪抑止効果も得られるほか、同会場の敷地内外を監視する防犯カメラも犯罪捜査協力などに役立てられているという。こうした協定締結は一般の団体・企業では珍しく、率先して地域社会の安全確保に貢献する。