ＪＵ奈良（大和郡山市、服部教昭理事長）は１２月１０日、「会場設立２７周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数が今年度最多の６２０台に上るなど、奈良県内外の会員による協力で盛り上がった。ＪＵ近畿（財藤和喜男会長）公認ＡＡとして開催、ＪＵ近畿青年部会（河野敏尚代表幹事）が協賛する中で、多数の青年部会メンバーが協力してＡＡを活性化した。成約台数も今年度３番目に多い３５３台に上るなど、『売り』『買い』の活発なＡＡを象徴する開催だった。

　セリ開始前のセレモニーでは、ＪＵ近畿の財藤会長が挨拶に立ち「今年１年大変な年でしたが、来年こそ『飛躍の年』になればと願っています。新しい年もＪＵ奈良ＡＡをご愛顧願います」と来場会員に呼び掛けた。

　服部理事長は「２７周年を迎えられたのも会員の皆様のご協力のおかげです。約３年前からはコロナ禍の影響もありましたが、皆様のご協力でこうしてＡＡ開催を続けています。本日も１台１台丁寧にセリにかけさせていただきます。ＪＵ奈良ＡＡは『売ってよし』『買ってよし』を目指して役職員一丸となって頑張ってまいります」と感謝の言葉を述べた。

　セリスタート後、服部理事長は自動車流通新聞などの取材に応じ「設立記念は会場にとっては『誕生日』。皆様に支えていただいたことへの感謝の気持ちを形にしたかった。ＪＵ近畿青年部の結束は強く、今回も強固な協力関係で支援していただいた。今年初めての６００台超えだが、組織が一致団結した『力』の大きさを改めて実感することができた」と、大きな手応えをつかむ。
　今後については「２７周年を経過、今後もこの会場の『灯』を消さないよう、皆様のご協力をいただきながら、近畿唯一のＪＵ系ＡＡを運営していきたい。将来的には常時５００～６００台規模のＡＡ開催をコンスタントに実施できるよう、ＪＵ系ＡＡの力を発揮していきたい」と意気込む。