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吉田多孝社長「令和3年 年頭あいさつ」

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“夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』 の創造を

 ヤナセ(東京都港区・吉田多孝社長※)は1月5日、従業員に向け年頭あいさつを述べた。※『吉』は土に口

 以下、吉田社長年頭あいさつ要旨(一部抜粋)

 今年は「丑年」です。丑(うし)は十二支の動物の中で最も動きが緩慢で歩みが遅いことから、「先を急がず一歩一歩着実に、物事を前進させることが大切な年」といわれているそうです。また、十二支の2番目の干支であることから「昨年の子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期」とされ、まだ結果を求める時期ではなく、「結果につながる道をコツコツとつくっていく、基礎を積み上げていく時期」とされています。つまり、丑年は、「目の前の仕事を黙々とこなすことが、将来の成功につながる」と考えるといいようです。

 ヤナセは、昨年4月に「新中期経営計画2022~Gear up for the Next~」(3ヵ年計画)をスタートしました。その主軸は「業務効率の向上」と「経費の削減」であり、今年は2年目となります。最終年となる来年に、この中期経営計画を確実に達成する上で、 今年は丑年にちなんで、 中期経営計画の基本方針である「業務効率の向上」と「経費の削減」を“着実に”進めていきます。

 自動車の販売事業とアフターセールス事業の拡大は、確実に実行していかなければなりません。一方で、新型コロナウイルスはしばらく収束せず、今年も戦いは続くと思います。そういうときだからこそ、牛にならって、一歩一歩、着実に、基本を忠実に実行し、前進していく。そのような一年にしたいと考えています。

 さらに、今年は「競合他社との差別化」を視野に入れた取り組みに、これまで以上に注力します。「ヤナセで買うことの価値」をお客さまに実感していただくためには、何をすべきか。競合他社と比べて、ヤナセは何が優れていて何を改善すべきか。全社一丸となって考え、実行する一年にしましょう。その成果が、“夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』 の創造に結び付いていくと信じています。

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