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新春初荷記念AA開催、19年は過去最高水準

  • 中島正典会場長が新年の挨拶 中島正典会場長が新年の挨拶
  • 令和2年最初のAA開催は盛り上がった 令和2年最初のAA開催は盛り上がった
  • 高年式、高額車の出品も堅調に 高年式、高額車の出品も堅調に
  • セリ開始前にはセレモニーを開催 セリ開始前にはセレモニーを開催
  • 朝方までの雨も止み晴天の中で初荷AAがスタート 朝方までの雨も止み晴天の中で初荷AAがスタート

20年は年間2万7000台にチャレンジ

 KCAA京都(京都市伏見区、大峰高社長)は1月8日、「新春初荷記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数435台を集め、成約率は54.0%だった。同会場は2019年1~12月実績で、過去最高出品台数2万6410台を記録、20年は2万7000台超えにチャレンジする。

 セリ開始前のセレモニーで中島正典会場長は「昨年を振り返ると、平成から令和に元号が代わる中で、多くの自然災害全国各地で甚大な被害をもたらしました。被災された皆様の一日も早い復興を祈念いたします。昨年は皆様のご協力のおかげで、大変良い実績を残すことが出来ました。今年も昨年以上に厳しさが増すと思われますが、良い商いの場を提供出来るよう、会場スタッフ一同、努力してまいります」と挨拶を述べた。

 19年のAA実績(49開催)は出品台数が前年比2.9%増の2万6410台、成約台数が同9.7%増の1万5095台、成約率が同3.5ポイント増の57.1%という高実績だった。

 20年は昨年と同じく49開催の予定だが、出品台数2万7000台、1開催あたり出品台数で551台の目標クリアを目指す。

 中島会場長は19年実績について「新規会員増や休眠会員のセリ参加などで間口が拡大した。1社1台の会員を大切にしながら、営業スタッフの努力と会員の皆様のご協力の積み重ねが高水準の実績につながった。11、12月の失速が無ければ年間2万7000台を上回るペースで推移していた」とする。こうした旺盛な出品に対して、自社ネット「四輪牧場」を含む外部応札が堅調で、成約率の上昇にもつながった。高額車への引き合いも強く、地元京都の新車ディーラーなどが高額車を出品するケースも増加傾向にある。

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