ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）は２月８日、オートオークション（ＡＡ）開設３９周年を記念した大イベント「ＡＡ３９周年大記念ＡＡ」を開催した。出品台数３６５２台を集め、このうち新規搬入車両が８５．７％の３１３０台に上るなど、同会場の最大の特徴である新鮮かつ良質な小売り向け車両にバイヤーの強い応札が入り、成約率は７割に迫る６９．７％を記録する活況となった。

　セリ開始前のセレモニーでは、秦健二、樋口晴久両会場長が登壇し、会員への謝意を表した。秦会場長は「８５．７％もの新規搬入車が集まるなど、皆様のおかげで３９周年に相応しいＡＡを開催することが出来ました。本当にありがとうございます。１９７８年２月、南中協の大阪南港ＡＡとしてスタートし、今開催で１８９６回を数えることができました。これも偏に諸先輩方の努力や皆様のご協力のおかげです。来年は４０周年の節目の年を迎えますが、今年一年も社員一丸となって、皆様に喜んでいただけるよう、努力してまいります」と謝辞を述べた。

　当日は年間４大記念として、さまざまなイベント企画を用意した。感謝の気持ちを込め、お付き合い賞としてハート型の「紅白まんじゅう」をプレゼントしたほか、温かい豚汁を振る舞い、来場会員の体を温めた。
　また、１１時から行った「北の大地味覚大抽選会」では、取引台数に応じて抽選を行い、北海道のグルメ、物産品が多数用意された。
　会員の商売に役立つことを目的に行う「ベイオーク特価物販会」には輸入タイヤ・ホイール販売のオートウェイや車販用のぼりなどを製作・販売するほっと広告などが出展、会場特別価格で一押し商品を提供した。

　今回のＡＡでは、新鮮組（ブロック）に７００台、軽四２ブロック（パワフル軽四、軽四リフレッシュ）に１０２４台を集荷、バイヤーニーズに合う高鮮度の小売りダマを年度末商戦に供給した。

　同社では、今回のような大記念ＡＡを中心に、ＡＡ会場でのさまざまなイベント企画を展開する。来場会員をもてなすだけでなく、会員店での店頭イベントなどに活用出来るイベントを広く紹介するほか、特価物販会などを通じて、会員の商売に広く貢献する姿勢で、「ベイオークファン」を拡大している。