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【トップインタビュー】JU埼玉 薄辰美理事長に聞く

  • JU埼玉 薄辰美理事長 JU埼玉 薄辰美理事長

組織の横軸連携を強め改善をし続ける

 5月21日、長きに渡りJU埼玉を支えてきた小川逸樹最高顧問、沼尾幸一理事長が勇退、新理事長に薄辰美氏が選任された。大きく体制が変わったJU埼玉運営について同氏に話を聞いた。
(聞き手:近藤厚志)

―理事長就任にあたって
沼尾幸一前理事長の命により、平成26年2月、JU埼玉規定改定プロジェクト委員会が発足し、その座長に就任しました。JU埼玉の将来を創るため、全て問題点を洗い出して「協会・組合」の規定と定款を変えるべきは全て変えました。その改定案を本年1月の理事会に上程、承認されました。各支部9名からなる同委員会では大変貴重な経験をさせていただき、今回理事長に選任していただいたのも、こうした実績が理事の皆様からも評価されたからだと考えています。

―組織運営について
今後将来を創るため、これまで総務委員会、金融委員会、小売振興委員会、指導環境委員会とそれぞれ独立した4つの委員会も「金融・小売振興委員会」、「流通・指導環境委員会」「総務委員会」の3つの委員会に集約しました。
これまでの委員会は独立性が強い分、横のつながりに欠けていました。前に向かうため、意思決定のスピードを早めるため、できるだけ委員会はコンパクトにしたいという想いがありました。今後は、各委員会が自分の中で考えながら、共通性を持ち、横軸の連携を強くすれば組織の力も必ずや強固なものになると確信しています。

―今後の抱負
今までと違うことをやらなければ将来はありません。OSSやマイナンバー制度、2年後に控えた消費増税など、今後、中古車業界は、これまでにない試練を経験することになります。
組織の力と交渉力が備われば、これら不透明な流れの中でも一枚岩で突き進むことができるはず。前に向かう為には、協会員、組合員を1社でも増やすことが重要です。現在会員約500社を今後は600社を目標に取組みます。
現状の課題を洗い出し、共有化とフィードバックを行いながら、絶えず改善をし続けていく。いままで通りのやり方を継続するだけでは、自分たちが悪くなっても世の中の所為にしてしまいます。この悪循環に陥らないようにするには、これまでの延長線での発想や、やり方では難しい。前向きなものを生み出すには、強い信念を持って事にあたりたいと考えております。

<プロフィール>
薄 辰美氏(すすき・たつみ)昭和27年8月生まれの62歳。
昭和63年4月中嶋自動車工業入社。平成20年8月同社代表取締役就任。平成21年JU埼玉理事就任後、平成27年同会長理事長に就任。趣味は旅行。福岡県出身。




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