JU埼玉オートオークション（さいたま市岩槻区、佐藤誠社長）は8月26日、「JU埼玉商組設立48周年記念AA」を盛大に開催した。出品台数は３１３９台で、目標の３０００台を大きく上回った。成約率は目標の７０％を上回る７４．２％を記録した。新規出品台数は２５５６台にのぼり、成約台数２３２８台、平均成約単価は４６７千円となった。

　今回の開催は、一般会員、ディーラー、組合員といった多大な支援があってこその成功であった。特に、組合からの出品は目標の９００台に対し１１３５台となり、9つの支部すべてが目標を達成した。また、JU埼玉ブランドの特設コーナーは2月に続いて2回目の開催となり、買いやすさを追求した１８４台が出品された。

　佐藤社長は「お客様第一主義を今後の注力点として挙げた。原点はそのままに、肉付けをどうするかが課題である」と述べた。また、「検査の正確性を高め、売りやすく、買いやすい環境を整え、お客様目線でのサービス向上を目指す」と語った。さらに、企業系とも連携を強め、一体となってお客様サービスにつなげていきたいとの展望を述べた。

　オークション前日の合同懇親会には、全国から１００名が参加し、盛会となった。冒頭で挨拶に立った髙橋光晴長は、次のように述べた。

　「本日は大変お忙しい中、また非常に暑い中、JU埼玉商組設立48周年記念オークション、また株式会社の懇親会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。皆様方には日頃よりお世話になっており、重ねてお礼申し上げます。

明日のオークションでございますが、総出品台数は約３１３９台という、大変な規模となっております。現在、タマ不足やメーカーの生産遅れが続く厳しい状況の中、多くのご出品店の方々のご協力により、３０００台を超える台数を集めることができました。本当に感謝の一言に尽きます。

私自身、この5月に会長に就任して以来、初めての記念行事でございます。タマ不足が大変な時期だからこそ、なんとか3000台を達成したいと、社長をはじめ、社員や組合の皆さんに強くお願いしました。組合からも約１１３５台の出品をいただき、これも全員の協力があってこそと実感しております。今後もJU埼玉として、皆様の支援とご協力をいただきながら、頑張ってまいります。

まだ分からないことも多い未熟者ではございますが、どうかご指導いただきながら、今後ともよろしくお願いいたします。明日のオークションを成功させ、この場が皆様にとって楽しいひとときとなれば幸いです。簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。」