ハナテンオートオークション（大阪府松原市・米倉晃起社長）は１月８日、「オートサーバー業務提携１２周年記念＆２０１５初荷ＡＡ」を開催した。新年早々、２０００台を大きく上回る出品台数を集め、幸先の良い初荷ＡＡとなった。

　米倉社長はセリ開始前のセレモニーで新年の挨拶に立ち、「２０１４年実績は、５１開催で出品台数１２万１６９２台、成約台数が７万４８５６台、成約率は６１・５％、成約単価は６３万５０００円となりました。中でも出品台数は前年比１０７％という実績を上げることができました。今年は出品しやすく、買いやすい会場作りを目指し、お客様のご商売のお役に立てるよう、邁進してまいります。本日から看板コーナーの『ユーザーコーナー』の条件を変更し、皆様の商品車を出品しやすくいたしました。また、新規入会にも注力してまいります。今年１年間、皆様のＡＡ取引のお役に立ち、『ハナテンＡＡがあって良かった』と言っていただける会場を目指します」と話した。

　当日は記念ＡＡ特別企画の無料屋台が会場前に軒を連ねたほか、プロ向け工具の「ツールパワー」による展示会・抽選会を実施し、多数の来場会員が足を止める姿が見られた。

　同会場は１５年、新規入会促進策を積極展開し、出品店数増に注力する。会員の分母を増やし売買機会をさらに拡大、成約率アップにつなげる。米倉社長は「会員はＡＡ運営の根本にある。ビッグモーターグループ内からの出品が自会場の１つの特徴でもあるが、出品店数増にこだわり、ハナテンＡＡのファンを増やしていきたい。分母を増やし、さらなる成約率向上につなげていきたい」と話した。

　同日より、ユーザーコーナーの規定変更を実施した。ＡＡ、入札会出品歴の規定を「３カ月以内」から「６０日以内」に変更し、出品しやすい条件とした。