ＪＵ福島（橋本一男理事長）は５月２９日、「青年部担当ＡＡ」を開催した。

　今期より青年部会長を務める小野大介部会長の初陣となった開催は、目標出品台数を大きく上回る２００４台を集荷。成約も１３１９台、成約率６５.８％、平均成約単価３４万８０００円の高実績を記録し、小野部会長の初陣を好スタートで飾った。
　当日は、東北ブロック各県青年部をはじめＪＵ関連協からも青年部が駆けつけ、小野部会長の初陣開催に花を添えた。

　セリ前のセレモニーであいさつに立った橋本理事長は「小野部会長の初陣オークションは目標を大幅に超える台数となり、皆様の出品により素晴らしい台数が集まった。心より感謝」と謝辞を述べた。
　続けて「２０００台超えのオークション開催となったが、多分、小野部会長も緊張しての第１回目を迎えたことと思う。あとは、皆様に第１回青年部オークションを盛大に盛り上げていただきたい」と述べ、活発な応札を呼び掛けた。

　続いて小野部会長が「今、橋本理事長からご紹介をいただきましたとおり、１８００台の目標に対し、２０００台オーバーのオークションを開催できることになった。私もデビューということで、途中まで本当に１８００台目標を達成するのか、ドキドキしながら、今日まで過ごしてきた。目標達成は、ひとえに執行部、事務局、組合員、ディーラー会の皆様、そして今日お集まりいただいた他県青年部の皆様のおかげ」と深い感謝の意を示した。
　
　取材の場で小野部会長は目標を上回る開催は、皆様のご支援とご協力に加え、「青年部の仲間がフォローしてくれ、今開催をアピールしてくれた」と青年部仲間の支援に感謝の言葉を述べた。

　今年度のＪＵ福島青年部はその体制を一新して臨む。小野部会長は「青年部を経験してもらうことに重きを置いた」とその目的を話す。青年部担当ＡＡは、年４回の開催に対し、年間出品台数８０００台を目標に掲げる。小野部会長は「数字にこだわっていきたい」と話し、出品台数だけではなく、大橋副部会長と和田副部会長の両副部長は成約にもこだわっていくという。副部会長をはじめとする部員の意識は高く、一丸となって目標達成に取り組む姿勢が見られる。
　また、小野部会長は研修も取り組んでいきたいと話す。「研修は青年部に限らず組合員向けに行い、組合員やオークション会員の増強に繋げていきたい。結果は大事だが、自分はプロセス主義。結果には理由がある。そのプロセスを大切にしていきたい。長い目で見て青年部に入るきっかけを作っていきたい。楽しいと言ってもらえる青年部にしたい」と想いを述べた。
　小野部会長は「仲間の意識は高い。皆で何とかしようと考えてくれている。今年はチャレンジ、来年に繋がる取り組みを行っていく」と話した。

　橋本理事長は「事務局も気合が入っていた。小野部会長の初陣を成功させると意気込んでいた」とその取り組みを称えた。また、青年部体制については「役職は人を育てる。経験することが大事であり、良い取り組み。組織の活性化にも繋がる」と評価。さらに「自県はもちろん他県とも交流を図り、学びの機会を通じ、その学びや経験を組合や社業に活かしてほしい」と青年部の活躍に期待を寄せた。