ＪＵ岐阜羽島オートオークション（岐阜県羽島市、熊﨑尚樹社長）は、１０月１９日、「オールＪＵリレーＡＡ」を開催。当日は出品６３１６台、成約３３４７台、成約率５３．０％、成約単価５６万４０００円を記録する盛会となった。

　セリ前のセレモニーで、横山隆仁理事長は早朝からの来場のお礼とともに「新車納期の遅れなど市場環境が厳しい中、６３１６台の出品をいただき感謝している。また、本日は各県理事長、役員の皆様に参加していただいた。本日は実りの秋に相応しく、新鮮なタマが多数出品しているので、皆様の秋商戦の仕入れの場に活用していただきたい」と述べた。

　続いて、熊﨑社長が、「本日は今期２番目に多い台数をいただき感謝している。過去１年以内に出品歴のないＥＸ系コーナーに２０００台以上の台数をいただき、トレタマ系コーナーと合わせると出品台数の５割に近い２９１９台が中身が濃く、新鮮な車両が集まった。今年は自動車業界において、良い面、悪い面があるが、当社は変化を分析しながら、価値を高めていきたい」とあいさつを行った。

　当日は県外から多くの来賓が訪れた。来賓を代表してＪＵ中販連・松本富男筆頭副会長（ＪＵ福井）とＪＵ中販連・奥村悦二流通委員長（ＪＵ三重）があいさつを行った。

　コーナー別では同会場の看板コーナーであるトレタマ＆ＥＸ系４コーナーに（トレタマＥＸ・３０・１００＆売切りＥＸ）に２９１９台が出品。高品質な車両が集まったことが、旺盛な取引につながった。

　同会場では、１１月２日の開催から「トレタマ＋保証」コーナーを実施する。出品される車両は過去６カ月以上ＡＡ出品歴が無く、全車プラス保証（出品店負担）が付帯される。同保証は落札日から３０日間の中古車保証サービスで、評価点３．５点以上、初年度登録年月から１２年以内、走行距離１２万ｋｍ以内、ＯＢＤ検査で異常がないことが条件。保証範囲はエンジン系や駆動系の基本保証に加え、追加オプションでエアコンや電動スライドドアなどの電装系も選択できる。

熊﨑社長は「保証は当社でしかできないサービスであり、付帯することで、安心して取引をすることができる。他の会場でも過去６カ月以上ＡＡ出品歴が無いコーナーはあるが、保証を付けることで差別化につながる。引き続き、プラス保証の認知拡大に努めていきたい」と話す。

イベントでは、トレタマＥＸコーナー流札時出品料無料、お客様感謝賞で取引台数にあわせて、特選グルメを進呈した他、恒例の「朝市イベント」を実施。新鮮なフルーツが１００円で購入できることもあり、早朝から多くの会員が参加した。