グーネット自動車流通

メニュー

JUテントリ

開場35周年バントラA歴代3番目の出品車集め盛会

  • 荒井寿一会長(左)と東馬取締役オークションカンパニー長が登壇 荒井寿一会長(左)と東馬取締役オークションカンパニー長が登壇
  • 歴代3番目の出品台数記録 歴代3番目の出品台数記録
  • 鈴木バントラ統括リーダーがあいさつ 鈴木バントラ統括リーダーがあいさつ
  • 記者会見に左から小林4輪統括リーダー、東馬取締役オークションカンパニー長、鈴木バントラ統括リーダー、池澤事務局長が参加 記者会見に左から小林4輪統括リーダー、東馬取締役オークションカンパニー長、鈴木バントラ統括リーダー…

6会場3ヤードの面展開で全国のバントラ流通カバー

 アライオークションバントラ(栃木県小山市、荒井亮三社長:以下、アライAバントラ)は7月27日、「開場35周年バントラオークション」を開催した。

 当日のセリはアライAバントラにおいて歴代3番目の出品台数となる5504台を集め、成約3718台、成約率67.6%、平均成約単価99万円の好結果を収めた。
 また、周年特設コーナーとして、関西・名古屋の両会場に「トラックディーラー協賛コーナー」を、名古屋会場・佐倉ヤードに「特設パーツコーナー」を設置した。「トラックディーラー協賛コーナー」は両会場で出品96台を集め成約率89.6%、「特設パーツコーナー」は名古屋会場と佐倉ヤードを合わせた出品136台に対し成約率99.0%の高成約率を記録し、セリをけん引した。

 アライAは会場単位の運営体制から、4輪・バントラ・総合機械の3つの商材単位への運営に変更し、より専門性を高め、出品店と落札店にとってより使いやすいオークションの提供を目指している。
 アライAバントラは現在、6会場(小山・仙台・ベイサイド・名古屋・関西・福岡)と3ヤード(苫小牧・佐倉・沖縄)で開催し全国に展開している。
 周年記念開催が行われる7月を始期とした一年間(23年7月~24年6月)のオークション実績は、出品台数21万6203台(前年度同期比113.6%)、成約台数14万2288台(同116.1%)、成約率65.8%(同1.4ポイント増)となり、出品台数・成約台数・成約率の全てで前年を上回った。
 中でも昨年11月にオープンした名古屋会場により、東海エリアを中心に約450社の新規会員が増加し、アライAバントラの活況なセリに繋がっている。また、今年の5月に苫小牧ヤードをオープンしたことで、北海道から九州までカバーできる体制を整えた。

 また、商材単位の運営が専門性をより高め、アライAバントラならではの「特設パーツ」「特設架装品コーナー」を実現。両特設コーナーの年間成約率は89.6%の高実績を誇り、出品店と落札店の双方から好評を博している。両特設コーナーはオークションを通し二次流通市場におけるパーツの価値形成とSDGsに寄与している。

 東馬圭一取締役オークションカンパニー長は「商材ごとに開催日をまとめた結果、会員様に土曜日はアライAバント開催の日と認知をいただき、統一感も出てきた」と話す。
 鈴木正史バントラA統括リーダーも「アライAバントラに名古屋会場、苫小牧ヤードが加わり、全国をカバーする面的展開が奏功している」と話す。

 その他にもアライA小山会場はハード面の充実も図っていく。会員の更なる利便性向上を目的に食堂施設のリニューアルにも取り掛かり、今年の秋頃の工事終了を目指す。

 セリ前のセレモニーであいさつに立った東馬取締役オークションカンパニー長は「記念すべき35周年の節目を皆様と共に迎えることができ、スタッフ一同大変うれしく思っている」と謝辞を述べた。
 続けて「バントラオークションは昨年11月に名古屋会場を、今年5月に北海道の苫小牧にヤードをオープンし、オークションの面的拡大を行ってきた。名古屋会場のオープンにあたっては新規入会キャンペーンを実施し、東海エリアのお客様を中心に約450社の会員様に新たにご入会をいただいた。この名古屋会場においては出品車両データの早期webへのアップ、搬入搬出の24時間体制など、アライオークションの強みをお客様にアピールし、バン・トラック、機械商材ともに出品台数は堅調に伸びている。新会場ではあるが、ハード面とソフト面の更なる強化に努めていく」と述べた。
 また「苫小牧ヤードにおいては北海道エリアの会員様にご好評をいただき、5月・6月の平均成約率は約8割と幸先の良いスタートが切れた。現在、乗用車、トラックトレーラーの取り扱いをしているが、今後は建設機械、農業機械といった商材にも広げていきたい。苫小牧ヤードの更なる発展にご期待いただきたい。小山会場では、先月に約1万6000坪を有する第7駐車場をオープンした。これまでの第5駐車場を受け入れ先としていた現状・不動トラック、トレーラー、トラックキャビンの搬入場所を第7駐車場へと移行した。第5駐車場は雨・水によるヤード状態の悪化や搬入スペースの半減も度々生じ、会員皆様にご不便をお掛けしていたが、第7駐車場への移行により広大な搬入スペースの確保が実現し、現車の下見もしやすい環境になった。また、今月よりトラックボディについても受け入れ場所を第7駐車場へと移行した。以前の受け入れ場所である第2駐車場においては、十分なスペースを確保できず搬入制限を課すこともあったが、第7駐車場への移行により搬入スペースの問題を解消した。利便性が向上した現状車・トラック関連商材専用ヤードである第7駐車場を是非ご利用いただきたい」と述べ、苫小牧ヤードと小山会場の取り組みを紹介した。
 小山会場の今後の活動について「より良いオークション会場づくりを目的とし、食堂のリニューアル工事を行う。土曜日のバントラオークション開催日は来場社数が1000社を超えることもあり、昼時には十分な食事スペースを提供できず、ご不便をお掛けしていた。今回のリニューアルにより、セリの合間に十分にくつろげる空間を用意していく。リニューアル工事は本年の秋頃を予定している。是非、ご期待いただきたい」と述べた。
 AI-NETについては「本年4月よりスマートフォンアプリの「AI-NETモバイル」をリリースした。お手持ちのスマートフォンで価格変更や相場検索はもちろんのこと、モバイル限定機能としてQRコード読み取り機能を搭載しており、出品車両に貼り付けているQRコードを読み込むことで検査内容や評価点を確認することができ、下見の際に便利な機能となっている。今後も操作性の向上や新機能の搭載に向けて深化させていく」と述べた。
 最後に「出品台数は合同6会場3ヤードで出品5504台の大変多くの出品台数をいただいた。会員皆様のご協力に感謝」と改めて謝意を表した。

 続いて鈴木バントラA統括リーダーが「皆様から大変多くのご出品をいただき、心より感謝。名古屋、苫小牧とオープンし、全国6つの会場、3つのヤードで周年開催を迎えることができた。かねてよりバントラAは全国の皆様から出品をいただく目的の中、進めてきた。今回はそれが形になって5504台の数字となって表れた。6つの会場、3つのヤードで至らない点もあると思うが、お客様の声を一つひとつ聞きながら、改善・改修を行いながら一人でも多くのお客様に末永くご愛顧いただける会場づくりを目指していく」と述べ締め括った。

関連記事

企業・団体

店舗情報

ひと

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金