ＵＳＳ福岡（福岡県筑紫野市、瀬田大社長）は４月１７日、「ＵＳＳ福岡会場誕生２１周年記念ＡＡ」（オールディーラー協賛記念ＡＡ）を開催した。出品台数１８５６台を集め、１３０１台を成約した。成約率は７０．１％の高水準だった。成約単価は５５万８０００円だった。

　セリ開始前のセレモニーで新美幸夫会場長は「２００３年、８９０社もの会員を迎え、出品台数３６４５台を集めて、ＵＳＳ福岡会場をオープンさせていただきました。本日も２００社を上回る会員の皆様から１８５６台もの出品車をいただきました。昨年度は４万１４７台というたくさんのご出品をいただきましたが、今年度は４万４１００台、１開催あたり９００台の出品台数を目標に取り組んでまいります。今後も会員の皆様の利便性を第一に考え、小回りの利いた会場運営を推進してまいります」と、感謝の言葉を述べた。

　同会場では、５月のゴールデンウィーク（ＧＷ）明けから、出品車両の画像点数を現状の３点から６点に拡充する。フロント２、リア２、内装２のカット数で、車両情報を分かりやすく伝える。これと合わせて内装３６０度画像の提供も行う（一部コーナー除く）。ＧＷの休暇中に撮影室の改装工事や撮影システムの改修などを実施する。５月８日は「プレスタートＡＡ」、１５日を「スタートＡＡ」を開催する。

　一方で６月からは、九州会場（佐賀県鳥栖市）などで導入済みのデジタル出品にも本格対応し、普及・拡大につなげる。５月中はトライアルとして一部会員からの導入を進める。

　今回のＡＡから「バントラ」と「プレミアム売切り」の２コーナーを新設した。後者は特に九州会場でも好評を博しており、福岡会場にも横展開した格好。九州と福岡の九州エリア２会場でＵＳＳグループの存在感を高めていく考え。