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過去最高出品台数と成約台数を記録する盛会

  • 挨拶に立つ北口社長 挨拶に立つ北口社長

オープン17周年記念AA Part1開催

 TAA横浜会場(横浜市中区、北口武志社長)は4月9日、「オープン17周年記念AA Part1」を開催した。

 当日のセリは過去最高出品台数と成約台数を記録。出品は5229台を集荷。成約は4453台、成約率85.2%、平均成約単価75万6000円の高実績を収め、盛大な周年記念開催となった。

 TAA全会場の21年度実績は新車減産の影響を受け、出品台数は85万9023台(前年度比約8%減)となったが、成約率は84.5%の過去最高を記録。前年度比も4.8ポイントプラスとなり、TAA全会場で活発な商い行われた。
 また、TAA横浜会場の昨年度実績は出品台数が14万5983台となり前年度を下回ったが、成約率は87.6%の過去最高を記録した。

 同会場は地域特性と会員ニーズに応えたコーナーを設置。レクサスコーナーや輸入車コーナーはもとよりレクサスライトコーナー、輸入車MAX50コーナーなど売り買いのしやすいコーナー編成を展開している。また、昨年10月にはキャンピングカー&キャンパーコーナーを初特設。2回目となった3月の特設時には出品台数も約1.6倍に増加するなど着実に認知を広げ、キャンピングカーニーズに応えている。
「TAAは福祉車両コーナーやフォークリフトコーナーなど専門性の高い特殊なコーナーを設け、いずれも定着している。キャンピングカー&キャンパーコーナーもお客様の声を聞きながら改善を重ね、福祉車両やフォークリフトコーナーと同様に売り手と買い手のニーズに応えるコーナーに作り上げていく」(千葉玄彦会場長)。

 また、TAA横浜会場が展開する厚木ヤードと沖縄ヤードも地域特性と会員ニーズに応え、同会場の高成約率をけん引している。
 厚木ヤードは21年5月の開設当初から成約率99%の高実績が続いている。22年2月には第二期拡張工事も終え、収容台数約250台から約500台規模に拡大した。沖縄ヤードは20年10月に開設。開設当初の成約率は70%であったが、21年9月に会場を移転した後は85.5%の高実績を記録しており、回を重ねる毎に成約率は上昇している。

 セリ前には北口武志社長が挨拶に立ち、早朝からの来場と多数の出品に謝辞を述べた。続けて前年度を振り返り「引き続きの新型コロナウイルスの感染拡大の影響と、年央と年度末に新車の減産の影響を大きく受け、中古車市場は空前のタマ不足の状態が恒常化するというまさに異例の事態となった。その中でTAAの年間出品台数は前年比92%と前年を下回った一方で、成約率は84.5%と5ポイント近く前年を上回り需要と供給のギャップがまさに現れた結果となった。新年度に入り新車生産の足もとも徐々に回復してきている。まだ依然と不透明さはあるが、今後はしっかりとタマを集めたオークションを開催していきたい。どうぞTAAをよろしくお願いいたします」と述べた。
 続けて「横浜会場は本日オープン17周年を迎えた。昨年は神奈川県西部の厚木と沖縄にヤードを展開し、CSの一層の向上を図るとともに会員皆様の利便性向上、オークションの質の強化に努めてきた。その甲斐もあって昨年度の成約率は87.6%の過去最高を記録することができた。最大市場の関東圏で皆様のおかげをもって良質車を多くいただいた。本日もタマ不足の環境の中、5229台という横浜会場として歴代過去最高の出品台数をいただいた。これは全てここにいらっしゃる会員皆様、そして関係会社の皆様、地域の皆様のおかげ。今後も横浜会場はTAAの旗艦会場として地域に根差しつつ、質・量が揃ったオークション会場として引き続き運営を進めていく」と謝辞を述べた。
 最後に「TAA全体で会員皆様の利便性の向上をブレずに進めていきたい。具体的には再来週の21日にTAA13遍目の会場となります静岡サテライトをオープンし体制を強化していく。また6月にはTAA初となる車両の下面画像を北海道会場でスタートさせていく。TC-webΣについても会員皆様と様々な利便性の向上を図っていく。横浜会場でも昨年開設した厚木ヤードの拡張工事も完了し、先月よりヤード規模も拡大した。来週からはスバルコーナーも開設し質・量ともに更にさらに推し進めていく。
TAAは地域の会員様のお声にしっかり耳を傾けながら、皆様が安心してお取引をしていただけるよう一丸となって取組んでいく」と述べた。

 続いて千葉会場長が「横浜会場は大変多くの皆様に支えていただき17周年を迎えることができた。これからもTAA横浜は会員皆様がご利用しやすい会場を目指し運営していく」と謝辞を述べた。
 
 取材の場で千葉会場長は「昨年開催時の4900台を目指していたがディーラー販社様、専業店様から大変多くの出品と参加をいただいた。おかげさまで横浜会場の歴代最高出品台数となった。また高成約率が続き、毎開催で新規出品比率は高いが、今開催でも90%の新規出品車をいただいた。厳しい市況の中で出品店と落札店に支えていただいた一年であり、今開催であった」と感謝の言葉を述べた。

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