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21年4月、「愛媛松山サテライト会場(仮称)」を開設

  • 収容台数500台規模の新サテライト会場を開設へ(写真奥の高架橋は松山自動車道) 収容台数500台規模の新サテライト会場を開設へ(写真奥の高架橋は松山自動車道)
  • 松山ICからも至近の県道23号沿いという好立地 松山ICからも至近の県道23号沿いという好立地
  • 21年4月まではヤードとして稼働しながら、セリ会場、検査棟の建設工事を行う 21年4月まではヤードとして稼働しながら、セリ会場、検査棟の建設工事を行う
  • セリ会場・事務所棟のイメージ図 セリ会場・事務所棟のイメージ図

特設ヤードをサテライト会場化、コンパクト設計の新形態流通拠点に

 トヨタユーゼック(千葉市美浜区、北口武志社長)は7月7日、TAA四国(香川県三豊市)の特設ヤード「愛媛松山特設ヤード」のサテライト会場化を発表した。2021年4月、「TAA四国愛媛松山サテライト会場(仮称)」としてリニューアルオープンする。セリ会場(ポス席、調整室、事務所など)と検査棟をコンパクトに設置した新形態の流通拠点として、四国最大都市である愛媛県松山市近郊にサテライト会場を新設することで、地元のトヨタ系ディーラーをはじめ、一般会員からの出品車も受け入れる体制を整える。

 新サテライト会場は松山市南部に隣接する愛媛県伊予郡砥部町八倉の県道23号沿い。松山自動車道松山インターチェンジからも車で10分程度の好立地。敷地面積は1万2140平方メートルで、収容可能台数は約500台。ポス席数は50席規模となる見込み。現在と同様にTAA四国の1コーナーとして運用する。当面は1開催300台規模の出品ボリュームを目指すという。

 同社は今年2月、松山市大可賀の臨海地区にあった同特設ヤードを新サテライト会場予定地に移した。セリ会場と検査棟を建設しながら、従来の特設ヤードの機能は持続させている。現状はトヨタ系ディーラーの出品車に限定しているが、サテライト会場化が実現すると、一般会員からの出品も受け入れる。こうした中、7、8月はサテライト会場化を見据えた試行対応として、他銘柄ディーラーの出品も受け入れているという。

 同社では「四国最大市場である愛媛県松山市にセリ機能を有した会場が欲しいという声を沢山いただいていた。地元のトヨタ系ディーラーをはじめ、愛媛県の皆様の利便性向上につながれば幸い」(北口社長)とする。特設ヤードは2018年11月に開場、「特設」としながらも開設から2年近くが経過し、1開催あたり平均出品台数が140台(19年6月~20年6月期実績)に到達するなど、着実に認知度が上がっており、地元業界からは機能強化の要望が多く寄せられていた。
 同社では、こうした地元からの声を真摯に受け止めるとともにスピード感を持って、特設ヤードのサテライト会場化に踏み切った格好だ。

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