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JU湾岸連合&全7支部&ディーラー協賛AA開催

  • 挨拶に立つ安藤理事長(左)、JU東京・萩田理事長(中)、JU千葉・千﨑理事長(右) 挨拶に立つ安藤理事長(左)、JU東京・萩田理事長(中)、JU千葉・千﨑理事長(右)

マーケットインの発想で目線をユーザーに置き事業を推進

 JU神奈川(小田原市成田、安藤悟理事長)は12月12日、「JU湾岸連合&全7支部&ディーラー協賛AA」を開催した。

 同AAはJU神奈川・JU東京・JU千葉の1都2県で構成された「湾岸連合」による開催。今年度は9月に催されたJU東京に次いでのAA。

 「湾岸連合」発足当初は、オークションの相互協力が目的であったが、現在ではオークション以外の各事業での協力、また事務局レベルの交流も活発に行われ、より発展した関係を構築している。

 同会にはJU東京、JU千葉の執行部も来場。セリ前のセレモニーには各県執行部が登壇し同会に花を添えた。

 当日のセリは目標を上回る出品1011台を集荷。成約は577台、成約率57.1%、平均成約単価28万7000円となった。

 取材の場で安藤理事長は「10月以降は台風による災害、消費増税により厳しい市況が続いている。特に小売は新車・中古車ともに大きなダメージを受けており、今も続いている。ただ、我々の業界は今までも逆風の中で、知恵を出し、絞り抜いてきた。現時点でJU神奈川のAA・金融・封印の三事業は好調であり、前年同期を上回っている。来年の課題は専業店にとってより良い環境づくり」と話した。
 また、小売活性化を目的に設置した「スキャンツールコーナー」を通じ、「来年にはスキャンツールを活用していきたい」と安藤理事長は話す。「スキャンツールを活用することで損害率の低減も見込まれ、販売車両に保証を付帯しやすくなる。保証を付帯できることで、ユーザーは安心して買いやすくなる。我々側のプロダクトアウトの発想ではなく、マーケットインの発想で目線をユーザーに置き、考えていく。ユーザーが何を欲しているかを考え、アピールしていきたい」と語った。
 オークション事業については「出品数は前年比で微増だが、台数以上に中身の充実を図ってきた。出品数も大事だが、商売に繋がる小売ダマで成約率を作っていくことを重視している。出品店数も増えており、成約単価も上昇傾向」と話した。
 最後に「これからの課題は専業店が商売しやすい環境をつくっていくこと。我々の目線ではなく、ユーザー目線で出来ることを一つひとつ潰していく。ユーザーを置き去りにしてはいけない。ユーザー目線で取り組むことで会員店が生き残る。会員店のためになることで組合も生きてくる」と語った。

 セリ前のセレモニーで挨拶に立った安藤理事長は1000台を超える出品と湾岸連合を構成するJU東京・JU千葉の執行部の来場に謝辞を述べた。続けて「湾岸連合AAも17年目を迎えたが、3県の出品数、成約数とは向上し続けている。先輩方から良い形でバトンを繋いでいただき今がある」と謝辞を述べた。続いてJU東京・萩田典雄理事長、JU千葉・千﨑悟之理事長が祝辞を述べた。

 また、全7支部開催を受け全支部を代表し、第2支部・實方秀人支部長が挨拶に立ち「本日はJU神奈川のあるべき姿が見て取れた。支部出品も目標を上回る103%の達成率となった。オークションは利便性だけではなく、会員が集い合い、情報交換ができる唯一の場。更に活用しやすい会場を目指し、オークション事業を頑張っていきたい」と述べた。

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