ＪＵ神奈川（鎌田政男理事長）は５月２９日、「レディースプロデュース＆ディーラー＆買取店協賛ＡＡ」を開催した。今回は「踊るＪＵ神奈川大捜査線」と題し、女性スタッフが、刑事や警察官の衣装をまとい、開催を盛り上げた。

　当日のセリは出品１１４０台を集荷。うち新規出品車比率８４.３％を占める新鮮なタマに活発な応札が集まり、成約８５１台、成約率７４.６％、平均成約単価４４万３０００円の高実績を記録した。

　開催に先立ちあいさつに立った事務局の神保さんは「今年はレディースたちがポリスに。某警察ドラマにはまっている事務局の吉野さんの提案のもと、事務局がなりきってみました。事務局のレディースがそれぞれのキャラクターになりきって本日のＡＡを盛り上げていきます」と紹介し、活発な応札を呼び掛けた。

　レディースプロデュースＡＡでは、ＪＵ神奈川の女性スタッフが過去には特攻服をまとったレディース姿に、また、医師や看護士姿など、趣向を凝らした取り組みで開催を盛り上げ、好評を博している。
　今開催でも刑事・警察官など、各役に成りきった女性スタッフと記念撮影ができる「チャリティチェキ会」写真撮影企画は、約５万７０００円の寄付金を集めたほか、「ＪＵガチャポン」と題したチャリティ企画を実施し、会場を賑わせた。各企画で募った寄付金は、小田原市の女性支援活動に寄付を予定している。

■事務局スタッフが自ら企画立案しオークションに取り組む

　レディースプロデュースＡＡはＪＵ神奈川の女性スタッフを中心とした事務局が、開催を盛り上げようと自ら企画演出し、楽しながら作り上げている姿勢が、会員に伝わり開催を盛り上げている。今開催では、出品店数が通常開催時の２倍、来場者数も１.５倍と多くの会員がレディースプロデュースＡＡを楽しみに足を運んだ。

　取材の場で事務局の神保さんは「女性スタッフを中心に事務局が一丸となって取り組んだ。みんなで考え、楽しんで作り上げた」と話した。

　森幸博流通本部長は「考えて行動する。取り組みの意味を理解し、考動しているかが大事。その意味でもスタッフは着実に成長している。加えて数字の意識も高い。今開催はもとより堅調なＡＡ開催が続くのは、スタッフが目的を理解し目的をもって行動しているから」と話した。

　實方秀人流通委員長も「オークションは商売の場だが、その商売の場を盛り上げる方法の一つとして、ＪＵ神奈川はイベントにも力を入れている。年２回のレディースプロデュースＡＡもその一つ。特にレディースプロデュース開催は、出品店と落札店共に楽しみにしてくれている。事務局も自ら企画立案し、楽しみながらオークションを作り上げてくれている。引き続き知恵を絞り、工夫を重ねＪＵ神奈川のオークションを盛り上げていきたい」と話した。